東京ベイ舞浜ホテル ファー…
2013年末・ブリュッセル
ベルギーの首都ブリュッセル(英・仏:Bruxelles/蘭:Brussel/英:Brussels)。
ヨーロッパの中央部にあり、欧州各国の交通が交わる街であるブリュッセルは、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)など多くの国際機関本部が置かれる都市でもあります。
ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語(一部地域でドイツ語)のため、ブリュッセルの公用語はフランス語とオランダ語の両方となってはいますが、ブリュッセルではフランス語話者が約9割。
また、英語が堪能な方も多いため、英語と挨拶など簡単なフランス語で観光はなんとかなりました。
美しい市街地、そして何より高級チョコレートの聖地ということで、ずっと一度行ってみたかったブリュッセル。
2013年末のイギリス語学留学中に、週末旅行で訪れました。
イギリス・ロンドンとブリュッセルの往復移動は、ユーロスター(eurostar)を利用しました。
チケットは、事前にユーロスター公式サイトでオンライン購入しておきました。
ユーロスターは、ドーバー海峡(英仏海峡)を横断し、イギリス・フランス・ベルギーを結ぶ国際高速鉄道。
ユーロスターが開業した1994年当時は小学1年生でしたが、「ヨーロッパの新幹線って海の中通って外国に行けるの!?」と衝撃で。笑
開業のニュースをテレビで観て以来ずっと乗ってみたかった鉄道です。
ロンドン-ブリュッセル間は、片道約2時間。※イギリスとベルギーでは時差が1時間あります。(イギリスが1時間遅い)
料金は、車両のクラスや日程・時間等で変わります。
往復共、変更不可の1番安いStandardクラスで購入、座席は全席指定です。
当時は25歳になったばかりだったので、26歳未満が対象のユース料金で乗車できました。
往路は、11月16日(土)午前6時57分セントパンクラス(St. Pancras)駅発・午前10時5分ブリュッセル南(Bruxelles-Midi)駅着で、124.00ユーロ。
復路は、11月17日(日)午後3時56分ブリュッセル南駅発・午後5時57分セントパンクラス駅着で、155.50ユーロ。
ちなみに、ロンドンのユーロスター発着駅であるセントパンクラス駅は、ハリーポッター(Harry Potter)でおなじみ・キングスクロス(King’s Cross)駅のお隣。
ハリーポッターの映画でキングスクロス駅かのように撮影されているのは、時計台が印象的なヴィクトリア朝ネオゴシック建築の豪華な駅舎ですが。
実はこれ、セントパンクラス駅の駅舎なんですよ。
【ロンドンハリポタ記事:編集中】
2013/11/16
留学先であるイギリス・ケンブリッジから、前日金曜の授業終了後にロンドンへ移動。
ロンドンのユースホステルに前泊し、翌早朝にユーロスターでブリュッセルへ移動しました。
なぜ早朝かと言うと、ベルギーのへンク(Genk)で行われるサッカー日本代表対オランダ代表の国際親善試合の観戦も兼ねた旅行だったからです。
セントパンクラス駅に着くと、日本人サポーターがいっぱいだったので安心したのを覚えています。笑
ユーロスターに乗車する前に出国審査があり、パスポートに「(イギリスを)ロンドンから出国した」を表すスタンプを押してもらいます。
そして帰国後、イギリスで入国審査を受ける際に「(イギリスに)ブリュッセルから入国した」を表すスタンプを押してもらいます。
というのも、イギリスはシェンゲン協定非加盟国。
シェンゲン協定加盟国であるブリュッセル側のブリュッセル南駅では出入国審査はありませんでした。
ユーロスター車内は割と狭くて暗いし、ドーバー海峡へ潜るのも地上に出るのも、かなり内陸にトンネル出入口があるのでドーバー海峡は全く見られず、ただただトンネルを走っているだけだったので、正直「思てたんと違うー!」でした。笑
ブリュッセル南駅に到着。
ユーロスターのお顔は黄色でした。星のイメージで黄色なのかな。
ブリュッセル南駅へ到着すると、バンド・デシネ(bande dessinée)著のベルギーが誇る人気コミック『タンタンの冒険(仏 :Les Aventures de Tintin)』のシリーズ3作目『タンタン アメリカへ(Tintin en Amérique)』の一コマが出迎えてくれます。
まずはサッカー日本代表戦観戦のために、そのままヘンクへ向かいました。
ヘンクからブリュッセルに戻ったら、まずは予約していたホテルにチェックイン。
ホテルは行きたい観光名所やブリュッセル南駅へ徒歩でも行ける場所で探し、1泊44ユーロ(消費税6%込)とリーズナブルだったHotel Aristote(ホテルアリストーテ)にしました。
掛け布団がなぜか漢字柄。笑
右側のドアはバス&トイレ。
ホームステイ先ではシャワーのみなので、ゆっくりバスタブにつかれて嬉しかったです。
Location:Avenue de Stalingrad 7, 1000 Bruxelles
【google map】
旅行の際、ホテルだけ予約なら「10泊ためると1泊無料」でおなじみのHotels.comがおすすめ。
リワード会員になると、10泊の平均金額分を11泊目以降の宿泊料金からオフできるほか、会員限定価格が用意されていることもあるので嬉しいです。
ホテルによりますが、料金当日支払い・前日までキャンセル料無料という予約方法があるのも◎
飛行機で行く場合は、Expedia(エクスペディア)でまとめて予約がおすすめです。
航空券の手配手数料が0円なのが嬉しいし、アプリで旅程が一括管理できるのも便利。
ホテルにチェックインして荷物を置いたら、夜の散策へ。
目的地は、グラン=プラス(仏:Grand-Place)。
1998年にユネスコ世界遺産に登録され、世界で最も美しい広場とも言われる広場です。
広場は、中世ヨーロッパの商工業者の間で相互扶助を目的に結成された同業者組合(ギルド)の建物・ギルドハウスに囲まれています。
一際目を引くのは、1402年にゴシック・フランボワイヤン様式で建てられた市庁舎。
1455年に高さ約100メートルもある中央の塔が増築され、現在の姿となりました。
市庁舎の向かいのネオゴシック建築は“王の家( (la Maison du Roi) )”。
元々は12世紀頃からパン市場として親しまれた木造建築物なため、オランダ語では「パンの家(broodhuis)」と呼ばれているそう。
15世紀には石造建築へ変わり、ブラバント公国の行政庁が置かれ「公の家」と呼ばれるようになり、公がスペイン王になったので「王の家」と呼ぶばれるようになりました。
のちに神聖ローマ皇帝カール5世(スペイン国王カール1世)が自分の塔をゴシック様式で建てさせましたが1695年の砲撃などで損害を被り、現在の建物は1875年に再建されたもの。
1985年に改築され、市立博物館になりました。
広場の東に面するのは、“ブラバン公爵の館(Maison des Ducs de Brabant)”。
こちらも実際に公爵が住んでいたわけではなく、歴代のブラバン公爵の胸像がズラリと飾られていることからそう呼ばれているそう。
正面はバロックのイタリア・フラマン様式を古典建築に調和するよう変化させたコロサルと呼ばれる建築様式が用いられていますが、駒形の屋根はフランスの影響。
粉屋・大工・採掘業者・彫刻師・革なめし工などの合同ギルドハウスとして使われ、現在は一階と地下にレストラン・上階にはホテルレジデンスレキンツェ(Hotel Residence Le Quinze)というホテルが入っています。
グランプラスに泊まれるなんて、なんて贅沢…。
南に面した建物群の中央は、17世紀にビール製造業者のギルドハウスだった建物。
現在、地下は『ビール博物館』として公開されています。
こちらの6棟のうち、左から二番目の棟にフランスから亡命中だった作家ヴィクトル・ユゴーことヴィクトル=マリー・ユーゴー(Victor-Marie Hugo)が滞在し、『レ・ミゼラブル(Les Misérables/放題:あゝ無情)』を書き上げたそう。
グランプラスの建物は職業ごとのギルハウス。
最古のギルドハウス・星 (L’Etoile)は地方行政官の建物、白鳥 (Le Cygne)はお肉屋さんのギルドハウス、ビール醸造業のギルドハウスは黄金の木 (L’Arbre d’Or) 、仕立工のギルハウスは黄金の汽艇 (La Chaloupe d’Or)、ヴィクトル・ユゴーが滞在していた画家のギルドは鳩 (Le Pigeon)、小間物商のギルドハウス・狐 (Le Renard)、射手のギルドハウス・雌狼(La Louve)、大工・家具職人のギルドハウス・袋 (Le Sac)、油商のギルドハウス・一輪手押車 (La Broouette)などなど、それぞれ壁に職業を表す紋章が飾られていて、建物はそのモチーフで呼ばれています。
私の下手な写真では全然伝えられていませんが、ライトアップされたグランプラスは荘厳で、なぜか泣いてしまいそうになるほど圧倒されました。
夜のグランプラスは、一見の価値大アリです。
Grand-Place
【google map】
グランプラスに感激したあとは、ホテルへ戻る前に軽いディナーへ。
ベルギーはビールが有名ですが、中でもベルギー伝統のフルーツビールであるチェリービールを飲みにブラッセリー(brasserie)へ行きました。
チェリービールは、サクランボの香りが甘酸っぱくて爽やかで飲みやすいビール。
ベルギーでは、チェリービールはもちろん他のビールも、美味しさを最大限引き出す銘柄毎の専用グラスで提供することになっています。
ベルギー人、ビールへのこだわりがすごい。
「French?English?」と訊かれ、「English」と答えると英語で接客してくれました。
担当してくれた店員のお姉さんが気さくで可愛かったのは覚えているんですが。
ガイドブック『ことりっぷ』(2013年購入)で紹介されていたお店に行ったんですが、日本に帰国する際に少しでも荷物を減らそうと処分してしまったので、お店の情報が全然残ってない…。
当時は、こんなブログ始めるなんて思ってもなかったもんな…。笑
ちなみにブリュッセルでは、レストラン、ビアカフェ(ビールバー)、ブラッセリー(パブ)のほか、ビールを提供しているカフェも多いそう。
↓お店の分類は、こちらのサイトがわかりやすいです↓
ベルギーは、昼間から夜中まで、めちゃめちゃカジュアルにビールが飲める国なんですね。
2013/11/17
午前中にホテルをチェックアウト。
帰りのユーロスターの時間である夕方4時まで観光です。
ホテルからグランプラスへ向かってミディ通り(Rue du Midi)を歩いていると、昨晩には気づかなかったコミック壁画が。
フランスのパリに住むムッシュー・ジャンという青年が主人公の物語『ムッシュー・ジャン(Monsieur Jean)』の壁画です。
Monsieur Jean Mural
Location:Rue des Bogards 28, 1000 Bruxelles
【google map】
ブリュッセル証券取引所(Bourse de Bruxelles)まで来ました。
さて、ベルギーといえばワッフル!
ベルギーでは「ゴーフル(Gaufre)」と呼ばれています。
ベルギーワッフルには、日本でもおなじみの丸くて甘いリエージュ風ワッフルとトッピングたっぷりで食べる四角いブリュッセル風ワッフルの2種類あります。
せっかくブリュッセルに来たので、朝ごはん代わりにブリュッセルワッフルをいただこうと、証券所近くのル・フナンブル(Le Funambule)へ。
トッピングメニューがたくさんで、見本のワッフルはどれも全部美味しそう。
ただ、ホイップの量がかなりいかつい。笑
迷いに迷って、いちごのトッピングにしました。
焼きたてのアツアツふわふわ生地と甘酸っぱいいちご、そしてたっぷりのストロベリーソースが絶妙でした。
Le Funamble
Location:Rue de Tabora 9, 1000 Bruxelles
【google map】
⇒Le Funambleホームページ(仏)
ワッフルを食べ終え、昨晩も来たグランプラスへ再びやって来ました。
雰囲気が全然違いますが、それでも建物の荘厳さには昼間でも驚きます。
グランプラスへ再びやって来たのは、昼間のグランプラスが見たかったのもありますが、昨晩は行けなかったここへ行きたかったから!
地方行政官の建物だった最古のギルドハウス・星の家(L’Etoile)にある、セルクラースの像(Everard t’Serclaes)です。
14世紀半ば、王位継承を企んでいたフランドル伯からブリュッセルを救った英雄セルクラース。
星の家に立てられていたフランドル伯の旗を、壁をよじ登りセルクラースが奪ったことがブリュッセル市民の士気を高めました。
そんな逸話から、セルクラースの像に触れる人々に幸福をもたらすという言い伝えがあります。
壁は残念ながら修復中でしたが、彼にはバッチリ触ることができました。
次の目的地へ向かう途中、馬車とすれ違いました。
ブリュッセルの町と馬車、絵になるなあ…。
ここにも、ブリュッセル名物の壁画。
ブリュッセル南駅にもあった『タンタンの冒険』です。
タンタンと愛犬スノーウィー、そしてハドック船長が描かれています。
Tintin Comic Mural
Location:Rue de l’Etuve 37, 1000 Bruxelles
【google map】
タンタン壁画があるのはお土産屋さんの壁ですが、その斜め向かいにあるチョコレートショップのペリカン・ベルギー・チョコレート(Pelicaen Belgian Chocolates)もこんな様子。
なんとカラフルな小便小僧たち…。笑
そう、ここはブリュッセルの名所・小便小僧(Manneken Pis)の噴水のすぐ近く。
思ってたより小さい…。
世界三大がっかりスポットの一つなのは、そのせいかな…。
あと、17世紀に建てられてから二度も盗難に遭っているため、噴水にいる彼は実はレプリカなのもがっかり要素でしょうか。
来月にはクリスマスを控えているからか、サンタクロースのようなエルフのようなよくわからない格好をさせられていました。笑
ブリュッセル市民には「ジュリアン」の名で親しまれる彼ですが、特別な日にはジュリアンくんに衣装を着せるという風習は17世紀から続いていて、世界各国から贈られた衣装も1000点にものぼるため、「世界一の衣装持ち」とも呼ばれているそう。
その衣装は、シェンヌ通り(Rue du Chêne) の同じ区画にある小便小僧の衣装ミュージアム(GardeRobe MannekenPis)で見学できます。
Manneken Pis
【google map】
小便小僧の噴水からエチューヴ通り(Rue de l’Etuve)を進み、最初の角を左へ曲がり、アレクシアン通り(Rue des Alexiens)を進むと右手にまた壁画。
フランスの漫画家イヴ・シャランド(Yves Chaland)の『ル・ジュンヌ・アルベール(Le Jeune Albert)』。
Le Jeune Albert Mural
Location:Rue des Alexiens 49, 1000 Bruxelles
【google map】
アレクシアン通りは大通りが曲がるとオート通り(Rue Haute)になりますが、そちらへは行かず、曲がらずまっすぐロルビーク通り(Rue de Rollebeek)という細い通りを進みます。
このロルビーク通りを抜けたところにあるのが、この日一番の目的地。
グラン・サブロン広場(Place du Grand Sablon)です!
サブロンは砂や砂地を意味し、昔は溜池の砂洲だったことに由来します。
グランサブロンの周囲には骨董店が多く、土日には蚤の市(骨董市)も開かれます。
古くからの高級住宅街が近いためか、高級アパレルブランドのショップやベルギー王室御用達ブランドチョコレートショップが集まっているのです!
グランプラス内やグランプラス周辺、ヨーロッパ最古のアーケード商店街であるギャルリー・サンチュベール(Les Galeries Royales Saint-Hubert)など、ブリュッセル市内には至るところに高級チョコレートショップの店舗がありますが、グランサブロンには私の購入したいチョコレートのショップが全部集結しているということで、絶対来たかった場所です。
もう、天国かと思いました。マジで。
まずは、ゴディバ(GODIVA)!
ゴダイヴァ夫人という11世紀イギリスの伯爵夫人が店名の由来なので、英語では「ゴダイヴァ」と発音されます。
とはいえ、本国ベルギーはもちろんヨーロッパではフランス語発音で「ゴディヴァ」なので、日本人が「ゴディバ」と言っても通じますしイギリス人もわかってくれる方が多いと思います。
ただ、北米では絶対「ゴダイヴァ」じゃないとわかってくれないです。笑
そんな、日本でもおなじみのゴディバですが。
欧米のゴディバでは、日本の店舗にはないチョコレートがけイチゴが人気商品。
それを創業の地であるベルギーで食べるのが念願だったんです…!
店員さんが丁寧にチョコレートをコーティングする様子を店舗の外からガラス越しに見学できます。
写真を撮っていいか訊ねたら「私が写らなければいいよ」と、お仕事の手を止めてくれました。
本当はお姉さんも写って欲しかった…。笑
さて、このチョコレートがけイチゴ。
日本の物より酸味が強いイチゴにしっかり甘いゴディバのチョコレートが絶妙にマッチして美味なのはもちろん…
チョコレートの底側がゴディバのロゴになってるんです!
単純に可愛いし、その細かいところにこだわるセンス!さすがです。
続いて、ゴディバの並びにあるノイハウス(neuhaus)へ。
1857年に創業した老舗ノイハウスは、元々は薬局でした。
お薬を飲みやすくするためにチョコレートでコーティングしていたのが、チョコレート屋さんとしての始まりだそう。
今では、各ブランドの定番かつ上位商品であるプラリネ(praline)。※ボンボンショコラとも呼ばれます
一口サイズのチョコレートの中に様々な味のフィリング(柔らかいペースト)を入れたプラリネを開発したのは、このノイハウスなんです。
というわけで、家族と親戚にクリスマスギフトとして送るため、プラリネも入ったボックスを購入。
続いては、日本でもケーキが大人気のヴィタメール(WITTAMER)へ。
ヴィタメールのケーキは、本当ただただオシャレで綺麗で可愛くて美味しそう。
1999年に、現在は国王陛下である当時のフィリップ王子のウェディングケーキを担当したことから、王室御用達となったヴィタメール。
店舗の壁には、ベルギー王室の紋章が飾られています。
ヴィタメールの店舗は、このグランサブロンにあるパティスリー・カフェ・マカロン&チョコレート専門ショップのみ。
ベルギー内にも他に店舗はないですが、外国で唯一店舗展開がされているのが日本。
東京・横浜・千葉・名古屋・大阪・神戸で、主に百貨店などに合計20店舗以上出店しています。
ベルギー人でもブリュッセル以外に住んでいる方は早々食べられないベルギー王室御用達の味を、日本人はすぐ手に入れられるのは光栄ではありますが、不思議な気持ちになりますね。笑
ヴィタメールでも、家族と親戚へのクリスマスギフトとしてチョコレートボックスを購入しました。
ヴィタメールの並びにあった、『タンタンの冒険』のグッズ販売もされているカフェ。
店頭のタンタン像が思いのほかイケメンで、思わず笑ってしまいました。
google mapで確認したところ、2020年現在は閉店しており別の店舗になっているようです。残念。
イケメンのタンタンさんは、どこへ行ってしまったんだろう…。
最後は、私が世界一好きなチョコレートブランドであるピエールマルコリーニ(Pierre Marcolini)!
しっかり甘いイメージがあるベルギーチョコレートですが(甘ったるいベルギーチョコレートももちろん好き)、洗練されたデザインと甘さ控えめでコクしっかりな味わいがピエールマルコリーニの特徴だと思っています。
大好きなんですが、私の地元である大阪には店舗がなく、東京へ行った際と年に1回デパートのバレンタインフェアでだけしか購入できない個人的にずっと憧れのブランドです。
建物の佇まいやショーウィンドウも高級アパレルショップのようですが、店内も高級ジュエリーショップかのようなレイアウトでチョコレートショッピングを楽しめました。
中でも目を引いたのがこちら、パステル(pastel)だけのボックス。
パステルは、爽やかなフルーツのキャラメルソースが中に入ったピエールマルコリーニのオリジナルチョコレートです。
日本では、セレクションボックスの中に1つか2つ入っているだけで単品販売はされておらず、パステルだけのボックスは限定販売がある場合しか購入できないので、迷わずこれにしました。
ピエールマルコリーニは自分用。
私は立ち寄りませんでしたが、グランサブロンにあるブランドチョコレートショップとしてはあと1つ、レオニダス(Leonidas)の店舗があります。
Place du Grand Sablon
【google map】
また、王室御用達ブランドながらGaller(ガレー)のミニバーは、ガレーの店舗以外にスーパーでも購入できるので、ガレーは語学学校のクラスメイトたちやホストファミリーへのお土産にスーパーでまとめ買いしました。
グランサブロンを後にし、最後に再びグランプラス付近まで戻ってきました。
最後の目当てはこちら、Fritland(フリッツランド)!
フライドポテトの発祥地とも言われているベルギー。
ベルギーではフライドポテトはフリッツ(frit)と呼ばれ、名物フードの1つです。
散々甘いものを巡った1日でしたが、最後に有名店フリッツランドのフリッツで締めさせていただきます。
フライドポテトもといフリッツは、ソースと一緒に食べるのが基本。
特にベルギーでは、マヨネーズがベタだそう。
無難にマヨネーズとケチャップでいただきました。
フリッツは二度揚げされるので、外はサックサク&中はホクホク。
間違いなく、今まで食べた中で一番美味しいフライドポテトです。
とにかく揚げたてが最高。
Fritland
Location:Rue Henri Maus 49, 1000 Bruxelles
【google map】
⇒Fritlandホームページ(仏)
正直、ブリュッセルへ来る前は、チョコレートの街!という印象しかなかったんですが。
グルメはチョコレートの他にも、ワッフルにチェリービールにフリッツを楽しめて。
さらに、歴史的建造物の立ち並ぶ街並の中にコミックアートが融合された、とてもオシャレで素敵な街でした。
ユーロスターの時間まで少し余裕があったので、最後にブリュッセル南駅のカフェでコーヒーを飲むことに。
おまけでチョコレートがついているなんて流石ベルギー!と思っていたら。
ふと威圧感を感じて目を向けると、大きなシマウマ…いやシマウマ柄の服を着た大きなウマ?のモニュメントもお茶してました。
いや、怖いわ。笑