コペンハーゲン/urban HOUSE

 

urban HOUSE

コペンハーゲン滞在中の宿泊場所に選んだのは、アーバンハウス

2015年3月開業ということで、宿泊当時はオープンして半年も経っていない新しいホテル・ホステルでした。

ホテルとしてもホステルとしても短期滞在先としても長期滞在先としても、いろんな利用の仕方をして欲しいという思いから、“HOUSE”と名付けられたそう。

2017年1月からはUrban House Copenhagen by MEININGERとして、ドイツ企業のマイニンガーホテルグループとなっています。

 

コペンハーゲン中央駅から西へ一区画入っただけのコルビャアンスンスゲーゼ(Colbjørnsensgade)という通り沿いにあり、徒歩5分程度。

【google map】

ちなみに、ゲーゼ(gade)=「通り」です。

コペンハーゲン中央駅の中央口から、大通りのヴェスターブロゲーゼ(Vesterbrogade)に出るとすぐセブンイレブンがあって便利だったんですが。

2020年3月現在は、別の店舗になっているよう…。

ただ、google mapで確認するとUrban Houseのすぐ近くにセブンイレブンが新しくできたようなので、Urban Houseの宿泊者には、より便利になったみたいです。

ちなみに2015年当時、セブンイレブンのコーヒーは1杯24DKKでした。

このセブンイレブンがあった場所から一区画西へ進んだところで、南下する通り(向かって左手の通り)がUrban Houseのあるコルビャアンスンスゲーゼ。

コルビャアンスンスゲーゼと逆側に一店舗分だけ進むと、観光案内所もあります。

 

2015/8/27(木)〜2015/8/28(金)、1泊2日利用。

シャワーとトイレは各部屋ごと(=ドミトリー部屋は部屋内で共用)。

1〜6名部屋までのプライベートルームと、男女ミックスのドミトリールーム、女性限定ドミトリールームがあります。

バックパッカーはもちろん、家族やグループでの旅行や1人でもプライベートルームに宿泊したい人にまで対応したホステル兼ホテルです。

私が宿泊したのは女性限定ドミトリー。

4日前にHotels.comで予約して、料金は1泊3426円+税およびサービス料856円で合計4282円でした。

朝食なしの料金ですが、有料で朝食ビュッフェも付けられます。

ホテルだけ予約は、「10泊ためると1泊無料」でおなじみのHotels.comがおすすめ。

リワード会員になると、10泊の平均金額分を11泊目以降の宿泊料金からオフできるほか、会員限定価格が用意されていることもあるので嬉しいです。

ホテルによりますが、料金当日支払い・前日までキャンセル料無料という予約方法があるのも◎

飛行機で行く場合は、Expedia(エクスペディア)でまとめて予約がおすすめです。

航空券の手配手数料が0円なのが嬉しいし、アプリで旅程が一括管理できるのも便利。

公式サイトでの直接予約はもちろん、Hotels.comエクスペディアなどの旅行サイト経由で予約していても、宿泊当日の正午頃に以下のようなEメールが送られてきます。

内容は、「レセプションでのチェックインはせずにお部屋へ行けるよー」というもの。

宿泊する部屋番号とベッド番号、各部屋は番号入力キーになっているので、その日のコード(モザイク部分)が記載されています。

お部屋への入室は午後4時以降(2020年現在は午後3時以降のようです)、チェックアウトは午後0時まで。

シーツはベッドに放置で大丈夫です(使用済みシーツは、自分で返却BOXなどに入れないといけないホステルもあります)。

チェックアウトも受付は必要ありませんが、午後0時までに完全退室しないと1時間につき100DKKのチャージが請求されるので要注意。

また朝食ビュッフェを予約している場合は、「利用時にレストランのスタッフに確認してね」とのこと。

朝食ビュッフェの時間は午前7時〜午前11時(2020年現在は午前6時半〜午前10時半のよう)。

もし上記のメールが届かなくても、館内のレストラン&バーのレジがレセプションを兼ねているので、そちらでチェックインできます。

また、有料設備利用や無料ガイドツアーの申し込みなど、レセプション業務は全て、ここで24時間受け付けてもらえます。

2020年現在では自動チェックイン機も導入されているようで、メールが届かなくてもレセプションではなくチェックイン機で部屋番号とベッド番号、入室コードが確認できるとのこと。

 

私の場合はメールを受信していたので、到着してそのままお部屋へ向かいます。

1Fのエレベーターホール奥は中庭へ繋がっています。

上から撮影した中庭はこんな感じ。

宿泊階に到着。

307号室を探して、コードを入力。

無事、入室できました。

2段ベッド4台(3台しか写っていませんが。笑)の女子部屋です。

部屋の奥側から撮影したので、写真奥側が部屋のドア。

入ってすぐに清潔なシャワー・トイレルームがあります。

シャワー室とトイレが別れているわけではないので、誰かがシャワーしている時にはトイレは使えず、それはちょっと不便かなーと思いました。

シャワー・トイレルームの手前にはロッカーがありますが、鍵は自分のものを使う仕様。

ここに限らず海外ホステルはこのタイプのロッカーが多いので、ホステル宿泊を考えている方は南京錠を最低1つを持参しておくと良いです。

さらに、スーツケースをベッド柱につなげておくようにワイヤーロックもあるとセキュリティ的にはなお良し。

コンセントは、各ベッドの上段にも下段にも枕元に完備。

宿泊部屋含め施設内のどこでもフリーWi-Fi利用可。

フリーWi-Fiはロビーやコモンルームでしか使えないホステルも割とあるので、ありがたかったです。

部屋の奥側の壁に窓があり、外が見えました。

建物の色合いが可愛い。

宿泊部屋は明るく、シーツも清潔で快適でした。

とはいえ宿泊部屋は、荷物置きと寝るためくらいしか利用しませんでした。

というのも、Urban Houseは1階の共用設備が充実しているんです。

テーブルサッカーのあるゲームエリア。

みんなで寛いでテレビや映画が観れるシネマルーム。

写真を撮り忘れてしまったのですが、所謂「人をダメにする」ビーズクッションが敷き詰められたリラックスエリアもあって、観光のプランを練るのに快適でした。

無料コペンハーゲン地図もあって、これを使って観光プランを立てたんですが。

小さくてシンプルながらわかりやすくて、めちゃめちゃ助かりました。

コインロッカーもたくさん。

チェックアウト後はどちらかというとコペンハーゲン中央駅のコインロッカーの方が便利かなと個人的には思いますが、チェックイン前の利用には良いかも。

↓コペンハーゲン中央駅のコインロッカーについて↓

ミディアムサイズ(バッグやノートパソコンなど用)は、20DKK/6時間・30DKK/12時間・50DKK/24時間。

ラージサイズ(スーツケース用)は、30DKK/6時間・40DKK/12時間・60DKK/24時間。

事前に利用時間を決めて、コインで前払いです。

お釣りは出ないのでピッタリで払いましょう。

 

共用キッチンはかなり広々でした。

入り口のボードには、“FOOD & DRINKS TASTE BETTER IN THE KITCHEN” “ SO PLEASE KEEP IT THERE!!”とあります。

「食べ物・飲み物はキッチンの中の方が美味しいよ」「だから持ち出さないでね!」

要は、キッチン以外では飲み食い禁止ってことなんですが、言い回しがオシャレ。

複数人が同時に利用できる調理スペース。

加えて、ダイニングスペースも十分な広さです。

長期滞在者向けの食材ストックケースもいっぱい。

カプセル式ネスプレッソのおしゃれなコーヒーマシンもありました。たぶん無料。

キッチンにある食器は自由に使って大丈夫。

でも、キッチンの利用者が多くて気が引けてしまい利用せず…。

そういえば、アラビアのムーミンハウス柄マグカップをフェリーの免税店で購入したことをすっかり忘れていました…使えばよかった…。

フィンランドから溜め込んだ洗濯物を、ランドリールームで一旦お洗濯。

ドラム式ですが、洗濯機と乾燥機は別です。

洗濯機3台と乾燥機2台。

予約などは必要なかったので、空いてるうちに早い者勝ちです。

料金は、洗濯機25DKK/1回+乾燥機25DKK/1回。

洗剤は洗濯機にセットしてあるので不要とのこと。

レセプションでコインランドリーの洗濯機(washer)と乾燥機(dryer)を使いたい旨を伝え、お金を支払うとC-KEYというICコインを渡してもらえます。

空いている洗濯機または乾燥機に洗濯物を入れ。

操作パネルにC-KEYをかざし。

自分の洗濯物を入れたマシンをセレクト。

残り時間が表示されているマシンは使用中、つまり自分の洗濯の残り時間はこれで確認できます。

洗濯が終われば、乾燥機に入れ替えてもう一度同じ操作。

全部で1時間半くらいかかりました(その間に例の人をダメにするクッション部屋でごろごろしてました。笑)。

洗濯・乾燥後、C-KEYをレセプションに返すのをお忘れなく!

着る服もギリギリになってきていたので、洗濯できて助かりました〜。

 

他のサービスとしては、レンタサイクルもありました。

コペンハーゲン、自転車移動の人が割と多い。

事前にデンマークの交通ルールを確認したうえで、サイクリングしながら観光もアリだと思います。

私自身は、他の宿泊者と仲良くなったりはしませんでしたが(ランドリーの使い方を教えてあげたりはありました)。

エレベーターで、スウェーデン人の長身イケメンくん(大学で日本語勉強中)に話しかけられたり(「またあとで」って言われたけど、再会することなくチェックアウトしました。残念。笑)、他の滞在者とも気軽に仲良くなれる雰囲気があってとても良かったです。

また、コペンハーゲンといえば!な遊園地・チボリパークへもコペンハーゲン中央駅を挟んですぐという好立地なので、夜遅くなっても安心でした。

一泊しか利用できなくて残念だったほど、短期滞在者にも長期滞在者にも1人にもグループにも、どんな人にもマッチする便利で素敵なホテル・ホステルです。

 

info* urban HOUSE(現Urban House Copenhagen by MEININGER)

住所:Colbjørnsensgade 5-11 Copenhagen 1652

TEL: +45 33 23 29 29

公式サイト:Hotel Copenhagen|Urban House Copenhagen by MEININGER(英語)

 

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