観戦日時:2013/10/…
国際親善試合:日本代表 vs. オランダ代表
観戦日時:2013/11/16(土) 13:15 kick off
場所:Cristal Arena
イギリス語学留学中だった2013年末。
「クリスマスマーケットの時期になったらベルギーへ行こう!」と思っていたのですが。
11月中旬にサッカー日本代表の欧州遠征、国際親善試合(International Friendly Match)がベルギーで行われると知り。
A代表の海外アウェー試合なんてなかなか行けるものでもないので、前倒しで旅行することにしました。
11月16日(土)にヘンク(Genk)にてオランダ代表との対戦、11月19日(火)にブリュッセル(Bruxelles)にてベルギー代表との対戦、という日程での国際親善試合。
平日は授業があるのと、当時のオランダ代表アリエン・ロッベン(Arjen Robben)選手のプレーが観たい!ということで、オランダ代表との試合のみの観戦になりました。
試合のチケットは、試合会場であるクリスタルアレナ(Cristal Arena)に本拠地を置く、ベルギーリーグ(Jupiler Pro League)のサッカーチーム・KRCヘンク(KRC Genk)の公式サイトで購入できました。
日本側ゴール裏(指定席)を購入し、手数料などもなく20ユーロでした。
EメールでチケットのPDFが届き、印刷して持参しました。
「KRCヘンクは関係ないのに…」とは思いましたが、クリスタルアレナで開催される試合は全てKRCヘンクの管轄だったのかもしれません。
ちなみにKRCヘンクは、FIFAワールドカップ日韓大会で活躍した鈴木隆行選手が2002/2003シーズンに所属、2020年現在は日本代表・伊東純也選手が2019年から所属しているチームです。
※クリスタルアレナは2016年にルミナスアレナ(Luminus Arena)に名称変更
ブリュッセルの東、オランダとの国境に近い場所に位置するヘンク市の北端にあるクリスタルアレナ。
【google map】
イギリスのロンドン・セントパンクラス(St. Pancras)駅からブリュッセル南(Bruxelles-Mid)駅まで国際高速鉄道ユーロスター(eurostar)で2時間、ブリュッセル南駅からヘンク(Genk)駅までベルギー国有鉄道SNCBのインターシティ(IC/国内急行列車)で1時間40分、さらに路線バス(G1/ズワルトベルグ(Zwartberg)行き)に乗車し、30分弱で到着しました。
下車するバス停はニューテキサス(Waterschei Nieuw Texas)です。
セントパンクラスからクリスタルアレナまで、とにかく日本人サポーターの方々がたくさんだったので流れに乗っかって、なんとか到着できました。笑
座席に着いて早々、YAMMARの広告を見つけてホッとしました。
というのも、ヤンマーは私が応援するJリーグのセレッソ大阪の前身チームの企業であり、現在のメインスポンサー様なので。笑
そして今回の欧州遠征メンバー、当時はセレッソ所属の山口螢選手と柿谷曜一朗選手、さらにセレッソ出身で当時はそれぞれイングランド・プレミアリーグ(Premier League)のマンチェスターユナイテッドFC(Manchester United Football Club)所属の香川真司選手とドイツ・ブンデスリーガ(Fußball-Bundesliga)のアイントラハトフランクフルト(Eintracht Frankfurt e. V.)所属の乾貴士選手と同じくブンデスリーガの1.FCニュルンベルク(1.FC Nürnberg)所属の清武弘嗣選手の5人が入っているという、セレッソファンにとっては熱すぎる顔ぶれだったのです!
欧州に滞在しているセレサポ(セレッソサポーター)として、この代表欧州遠征を逃すわけにはいきませんでした。笑
オランダ代表、キャプテンのロッベンはもちろんスタメン。
日本代表スタメンは、GK:西川周作/DF:内田篤人・長友佑都・今野泰幸・吉田麻也/MF:本田圭佑・山口螢・長谷部誠(キャプテン)/FW:清武弘嗣・岡崎慎司・大迫勇也。
控えメンバーは、GK :川島永嗣・権田修一/DF:酒井高徳・森重真人・伊野波雅彦・酒井宏樹/MF:遠藤保仁・細貝萌・高橋秀人/FW:香川真司・柿谷曜一朗・乾貴士。
当時の日本代表監督は、イタリア人監督のザッケローニ(Alberto Zaccheroni )。
センターサークル付近にいる清武。
10月にドイツのフランクフルトへ観に行った試合ぶりのキヨです。
金髪の背番号16は螢!
ヨーロッパの地でピッチに立つ姿を生で観れて感慨深い…。
大迫ハンパないさんと本田△(懐かしいな…笑)からキックオフ!
開始13分、ディフェンス陣がウッチーに頼りすぎでは…?と思っていたら、ファンデルファールト(Rafael Ferdinand Van Der Vaart)にあっさり先制され。
さらにはこの人、ロッベンが得意の右45度から左足でミドルシュート!
GK西川がパンチングで防ぎましたが、伝家の宝刀が観れて鳥肌。
そして前半39分、先制点を決めたファンデルファールトからロッベンへ通り、ロッベンがドリブルで切り込み2失点目。
ロッベンのゴールは、もうしゃーない。あんなん無理です。
やっぱりオランダ代表は強い。
厳しいな〜…なんて思っていたら。
前半終了間際の44分、日本代表が大迫のワンタッチシュートで1点を取り戻しました!
実はこの時、場内ではゴールを決めた選手を「16 ヤマグチ」とアナウンスされてました。笑
螢やったら嬉しかったけど、螢じゃないしハンパないさん可哀相…。
ところで、前半中のウォーミングアップも。
ハーフタイム中の練習も。
なんだかんだずっと一緒にいる、曜一朗と乾くん。
あと、ベンチで座ってる時もずっと隣にいました。
仲良しか!笑
長谷部に替わり遠藤、キヨに替わり香川くんが入って後半スタート。
10月末にオールドトラフォードへマンチェスターUの試合を観に行った時、香川くんは残念ながらメンバー外だったので。
この年の夏にあったセレッソ大阪対マンチェスターUの親善試合に、マンチェスターUの選手として長居スタジアムに凱旋してくれた以来の香川くんです。
後半15分、ウッチーが前半のミスを取り戻すかのような巧みなパス交換で中に持ち込み、ゴール前に縦パス。
大迫が受けたボールを本田がゴール!
オランダ代表相手に2得点、試合を振り出しに戻しました!やるやん!
後半28分、長友に替えて酒井高徳、大迫に替えて曜一朗が入ります。
曜一朗が!A代表として!ヨーロッパで試合に出てる!
ちょっと泣きそうになりました。
入って早々の、香川くんからのスルーパスを受けてのキーパーとの1対1を決めきってたら、もう号泣だったと思います。笑
決定機だった1対1は外してしまいましたが、常にキーパーへプレッシャーを掛けに行っていてよかったです。
後半34分、ウッチーに替えて酒井宏樹が入りますが、ゴールは奪えず2-2で試合終了。
ファンデルファールトとロッベンはやっぱりすごかったし。
でも日本代表も負けてなくて、めちゃめちゃ見応えのある面白い試合でした。
フランクフルト対ニュルンベルクに続き、またしても乾くんが試合でプレーしてる姿を観れなかったことだけが無念。
あと1枚交代枠残ってたんやから最後、ザキオカさんを乾くんに替えて欲しかったな…。(ただの個人的要望です。笑)
極寒で濃霧、ピッチは湿ってずるんずるんという環境の中、日本代表もオランダ代表も選手の皆さんお疲れ様でした。
ところで、試合へ向かうヘンク駅までは超満員電車で、立って乗車している人たちもぎゅうぎゅうだったんですが。
そのままヘンク市内で宿泊するサポーターの方が多かったのか、ブリュッセルへ戻るICはガラガラ。
日本のローカル電車みたいな横並びの座席だった車両をほぼ1人で独占してブリュッセルまで帰りました。笑