Wi-Fiなどの電波さえ拾えれ…
あいさつは現地語で!英独仏西編
旅行などで海外を訪れる際、観光都市では英語が話せるとわりとなんとかなります。
とはいえ、お邪魔しますの気持ちで「こんにちは」「すみません」「ごめんなさい」「〇〇ください(お願いします)」「はい」「いいえ」「ありがとう」くらいは、現地語で伝えるがモットーの私。
イギリス語学留学中に訪れたヨーロッパ諸国、ドイツ・ベルギー(ブリュッセル)・スペイン・フランスでの挨拶と英語での挨拶をまとめてみました!
英語(English)
ヨーロッパで英語が公用語なのは、英国ことイギリス(UK/United Kingdom)のほか、アイルランド(Ireland)、マルタ(Malta)など。
アイルランドとマルタには、それぞれ自国言語(アイルランド語とマルタ語)もあります。
こんにちは:Hello(へロー)/Hi(ハイ)
すみません:Excuse me(エクスキューズミー)
ごめんなさい:Sorry(ソーリー)
○○ください(お願いします):○○ please(プリーズ)
はい:Yes(イェス)
いいえ:No(ノー)
ありがとう:Thank you(テンキュー)
日本人は「すみません」の感じで「Sorry」を言い過ぎ、みたいなのをたまに見かけますが。
イギリス人も「すみません」くらいの軽い感じで「Sorry」と言うので、気にせず「Sorry」を遣って大丈夫です。
「Thank you」を強調して言いたい場合、イギリスでは「Thank you very much」、アメリカやカナダでは「Thank you so much」を遣う人が多いかな?という印象ですが、どちらでもOKです。
英語に関しては、挨拶と個人的魔法のフレーズ「Can I〜?」さえ使いこなせれば、旅行程度ならなんとかなると私は思っています。笑
ドイツ語(独:Deutsche/英:German)
ヨーロッパでドイツ語が公用語なのは、ドイツ(独:Deutschland/英:Germany)、オーストリア(独:Österreich/英:Austria)、リヒテンシュタイン(独・英:Liechtenstein)。
他にも、自国言語ルクセンブルク語およびフランス語とともにドイツ語を公用語とするルクセンブルク(独:Luxemburg/英:Luxembourg)、イタリア語・フランス語・ロマンシュ語などが話される中でもドイツ語話者が最大のスイス(独:Schweiz/英:Switzerland)などがあり、ベルギー(独:Belgien/英:Belgium)東端の一部地域でも話されています。
こんにちは:Hallo(ハロー)
すみません:Entschuldigung(エントシュルティグング)
ごめんなさい:Tut mir leid (トゥット ミーア ライト)
〇〇ください(お願いします):〇〇 bitte(ビッテ)
はい:Ja(ヤー)
いいえ:Nein(ナイン)
ありがとう:Danke schön(ダンケシェン)
ドイツ語は英語より音の数が多くて発音が難しいイメージです。
そういえばドイツ語話者の方には英語の発音は簡単なのか、英語も早口に聞こえて聞き取れなかったな…。
フランス語(仏:français/英:French)
ヨーロッパでフランス語が公用語なのは、フランス(仏・英:France)とモナコ(仏・英:Monaco)。
また、自国言語ルクセンブルク語およびドイツ語とともにフランス語を公用語とするルクセンブルク(仏・英:Luxembourg)、ドイツ語・イタリア語・ロマンシュ語とともにフランス語も公用語とするスイス(仏:Suisse/英:Switzerland)、オランダ語とフランス語が主な公用語のベルギー(仏:Belgique/英:Belgium)などでも話されています。
特にベルギーでは、北部はオランダ語、南部はフランス語が主に話されており、首都ブリュッセル(仏:Bruxelles/英:Brussels)では、オランダ語・フランス語どちらも公用語として看板などでは二言語が併記されていますが、フランス語話者が圧倒的に多いです。
こんにちは:Bonjour(ボンジュー)
すみません:Excusez-moi(エクスキュゼモワ)
ごめんなさい:Pardon(パードン)
〇〇ください(お願いします):〇〇 s‘il vous plaît(スィルヴプレ)
はい:Oui(ウィ)
いいえ:Non(ノン)
ありがとう:Merci(メルスィ)
「Merci」を強調して言いたい場合は、「Merci beaucoup(メルシーボークー)」となります。
フランス語は、“R”の発音がとにかく難しい…。
私は、喉の奥で空気の音を出す感覚で、かすれたハ行のイメージで発音しています。
合っているかはわかりません。笑
スペイン語(西: castellano・español/英:Spanish)
ヨーロッパでスペイン語が公用語なのは、スペイン(西:España・英:Spain)のみ。
スペイン語(カスティーリャ語)はスペイン全土で通じる公用語ですが、カタルーニャ語、バレンシア語、ガリシア語、バスク語などの方言話者もいます。
こんにちは:Hola(オラ)
すみません:Perdón(ペルドン)
ごめんなさい:Lo siento(ロシエント)
〇〇ください(お願いします):〇〇 por favor(ポルファヴォル)
はい:Sí(シィ)
いいえ:No(ノ)
ありがとう:Gracias(グラシアス)
「Gracias」を強調して言いたい場合は、「Muchas gracias(ムーチャスグラシアス)」となります。
書き文字の際、「!」や「?」の感嘆符を 「¡Muchas gracias!」「¿Sí?」のように前後につけるのが特徴的。
基本的にはカタカナ発音でも聞き取ってもらえる言語という印象ですが、「Hola(オラ)」のように“H”が消えたり、笑い声の「hahaha」は「jajaja」と表記したり、ローマ字読みとは異なる発音も多いので要注意です。
ヨーロッパでは英語が公用語の国は意外と少ないですが、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど北アメリカとオセアニアで多く話され、また北欧を含めたヨーロッパ諸国内やアジアでも第二言語や第三言語として学習されていることが多いため、異なる言語話者同士がコミュニケーションを取るのに便利な“世界共通語”です。
ドイツ語はヨーロッパ以外で話されることの少ない言語ではありますが、ヨーロッパ内ではロシア語(主に東欧諸国で公用語)についで2番目に多く話されており、ヨーロッパ在住者が学習する第二言語や第三言語としても人気です。
フランス語は、かつてフランス領だったアフリカ諸国やオセアニア諸国で公用語となっているほか、カナダのケベック州では古いフランス語形と英単語が混ざったケベコワ(Québécois)とも呼ばれるケベックフランス語が話されていますし、ほとんどの国際機関では英語とフランス語を公用語とし、中でも国際オリンピック委員会ではフランス語が優先されます。
スペイン語は、ヨーロッパではスペインでしか話されていませんが、メキシコ以南ブラジル以外(ブラジルの公用語はポルトガル語)のいわゆるラテンアメリカやアフリカの赤道ギニアとサハラ・アラブ民主共和国で話されているほか、1898年までスペイン領だったフィリピンのタガログ語はスペイン語由来の単語が多いなど、世界中で話されている言語の一つ。
英語学習を始める前は「英語さえ話せれば!」なんて思っていましたが、南フランスのカルカソンヌやモンペリエでは英語が全く通じず大変だったので、フランス語とスペイン語もちゃんと勉強したいなと思っています。