2017年10月…
【2019】無料で受けられた!大人の風疹抗体検査と風疹予防接種
【参考】風しんについて|厚生労働省/麻しんについて|厚生労働省/大阪市:風しんに注意しましょう/大阪市:風しんワクチンの接種費用助成のお知らせ
近年、特に冬になると猛威を奮っている風疹(ふうしん)。
“3日ばしか”とも呼ばれ、発疹、発熱、リンパ節の腫れなどが主な症状。
重篤な症状を引き起こす可能性もあり、大人が感染すると症状が重いことが多く、免疫を持たない人に対して強い感染力を発揮するウイルス感染症です。
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
風しんの症状は、子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。
また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。
また、発疹の出る前後約1週間は人に感染させる可能性があります。
【引用: 厚生労働省サイト(風しんについて)】
何より恐ろしいのが、妊娠初期に感染してしまうと胎児にも感染し、先天性風しん症候群(CRS)という障害(「耳が聞こえにくい」「心臓に病気がある」「発達がゆっくりしている」等)を伴って出生してしまう可能性が高いということ。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は抗体価の低い妊婦は、風しんが発生している地域では、可能な限り不要不急の外出を避けていただき、やむを得ず外出をする際には可能な限り人混みを避けていただくなど、風しんにかからないように注意してください。
また、妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんに感染しないように予防に努めて下さい。
【引用: 厚生労働省サイト(風しんについて)】
ワクチン接種希望かどうかは関係なく、未婚既婚や結婚予定有無に関わらず妊娠する可能性のある女性はもちろん、そのパートナーの方やご家族の方には、抗体の有無に関してだけでも必ず各自で把握しておいてほしいなと思います。
風疹について、厚生労働省は予防接種が最も有効な予防方法とし、予防接種法に基づく定期の予防接種として、2回の接種を推奨しています。
接種を2回受けることで、1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができ、接種後年数の経過と共に免疫が低下してきた人に対しては、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があるとのこと。
現在、各自治体が行なっている定期接種によって、小学校就学前に無料(公費負担)でワクチンを受ける機会が2回ありますが、定期接種が2回となったのは平成2年4月2日以降に生まれた人が対象のもの。
昭和37年度から平成元年度に生まれた女性及び昭和54年度から平成元年度に生まれた男性は、定期接種は1回でした。
※自費負担で自主的に接種している場合もあります。私の兄は昭和61年度生まれですが、母子手帳に2回接種した記録が残っていました。
また、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回も機会がなかったそう。
現在、働きざかりの年齢の方、特に男性に風しんの免疫を保有していない人が多く、風疹に感染していても「少し体調が悪いだけだ」と思って働いていて、結果として風疹が流行してしまっているとも考えられるため、予防接種を受けていない/1回しか受けていない可能性のある人は抗体検査を受けてみて、抗体の有無を確認するといいと思います。
風しん抗体検査等は各自治体ごとに実施されているため、詳細はお住まいの自治体にご確認ください。
…ということで。
2019年6月に、風疹抗体検査および風疹予防接種を無料で受けてきました(予防接種に関しては、一旦自費負担→助成金で全額還付)。
私は住まいが大阪市なので、大阪市が実施している検査と予防接種の情報ですが、参考にしていただければ幸いです。
また、年度ごとに実施内容が更新されるので、2020年度以降に受けられる場合も、ご自身で自治体サイト等をご確認ください。
◆2019年度 風しん抗体検査(血液検査)◆
抗体検査は、血液検査にて行われます。
大阪市では、2018年度までは保健所などで実施していたそうですが、2019年度は取扱医療機関(クリニックなど)で実施されることになりました。
最寄りの取扱医療機関に電話等で直接申し込みます。
取扱医療機関については、大阪市サイトでご確認ください。
以下の大阪市風しん抗体検査受検資格がある場合、自己負担金なしで受けられます。
大阪市風しん抗体検査(自己負担金なし)の受検資格
●大阪市民(住民登録が大阪市にある方)かつ、以下のいずれかに該当する方
A. 昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性
B. 妊娠を希望する女性(未婚・既婚問わず)
C. 妊娠を希望する女性の配偶者(内縁関係を含む)
D. 妊婦の配偶者
※これまで風しんにかかったことがある方、A.の該当者で風しんの予防接種を1回以上受けたことがある方、A.の該当者で平成26年4月以降に風しん抗体検査(大阪市が実施する検査以外含む)を受けた記録がある方、B.〜D.の該当者で風しんの予防接種を2回以上受けたことがある方、B.〜D.の該当者で過去に風しん抗体検査(大阪市が実施する検査以外含む)を受けたことがある方、B.〜D.の該当者で大阪市風しんワクチン接種費用助成制度を利用したことがある方は、受検資格対象外となります。
私の場合、昭和63年度生まれなので、定期接種は1回の年齢です。
しかしながら、母が保管していたはずの私の母子手帳が見つからなかったため予防接種の履歴が確認できず、兄と同じく親が実費で2回受けさせてくれている可能性もあるので、対象外になるかと思いきや…。
母子手帳が見つからず予防接種の履歴が確認できない状態であることを伝えると、自己負担金なし対象者としていただけました◎
私のように対象者となるか微妙な場合は、自治体の保健所窓口や受検する医療機関で相談してみるのがいいと思います。
また、保健所の担当者の方曰く、最近は2回接種していても抗体が少なかったり有していない(体質的に抗体がつきにくい)場合もあるそう。
全額(風疹・麻疹同時検査で3000円程度)自己負担すれば、検査は誰でも受けられるので、気になる方は確認のために受けておくことをおすすめします。
受検資格者の場合は、抗体検査前に取扱医療機関から『大阪市風しん抗体検査申込書・個人票』という書類を渡されるので、記入(名前・性別・生年月日・年齢・住所を記入し、対象要件にチェックする)のうえ提出して、控えをもらってください。
この書類を提出しないと、全額自己負担でお会計をすることになります…。
大阪市風しん抗体検査は、2018年度までは各区の保健所で実施しており、2019年度から取扱医療機関での検査実施と変更されてすぐだったためか、私が抗体検査を受けたクリニックには周知が行き届いていなかったようで、クリニックからは「領収書を持って、区役所に申請してください」と言われ、実は一旦実費で支払いました。
そして、クリニックに言われたとおり、区役所に申請しに行ったところ、担当者の方がクリニックに電話してくれ、予防接種のためにクリニックへ行った際に大阪市風しん抗体検査申込書・個人票を記入して、費用を返金していただくことになりました。
おそらく、すでに取扱医療機関への周知は行き届いているとは思いますが、大阪市指定の取扱医療機関で受検資格者であるにも関わらず検査費用を請求された場合は、きちんと確認してください。
取扱医療機関で採取した血液は、専門の検査機関へ送られ検査されます。
検査結果は、約1週間後以降、血液採取した取扱医療機関にて確認できます。
検査結果について
HI法32倍以上(またはEIA法8.0以上)⇒十分な抗体を有している
HI法16倍以下(またはEIA法8.0未満)⇒十分な抗体を得るには予防接種が必要
特にHI法8倍以下(またはEIA法6.0未満)の場合、感染予防に必要な抗体がないとみなされます。
HI法8倍以下(またはEIA法6.0未満)で、受検資格A.(昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性)の方の場合、定期接種の対象となり、無料(自己負担金なし)で風疹の予防接種を受けられます。※詳細は大阪市の担当窓口や取扱医療機関にてご確認ください。
HI法16倍以下(またはEIA法8.0未満)で、受検資格B.〜D.(妊娠を希望する女性、妊娠を希望する女性の配偶者、妊婦の配偶者)の場合、大阪市風しんワクチン接種費用助成の対象となり、償還払い(一旦全額自己負担で予防接種を受け、後日、助成金を受け取れる。※限度額あり、詳細は後記)にて助成を受けられます。
また、私の場合、実は事前に別の血液検査にて風疹の抗体値が低いこと(HI法8倍以下)を指摘されていました。
今回は麻疹の抗体値も知りたかったので、改めて抗体検査を受けましたが、抗体検査以外の血液検査で風疹の抗体値が記載された検査結果がある場合、そちらも大阪市風しんワクチン接種費用助成の対象者である証明として有効です。
◆2019年度 風しんワクチン接種費用助成について◆
助成対象
接種当日の時点で大阪市民(住民登録が大阪市にある方)かつ、妊娠を希望する女性(未婚・既婚問わず)および妊娠を希望する女性や妊婦の配偶者(内縁関係を含む)。
ただし、以下のア〜カに該当する場合は助成対象外となります。
ア)風しんの抗体を有している者(HI法で32倍以上、EIA法で8.0以上など)
イ)妊娠中の女性または妊娠している可能性がある女性 ※妊娠中にワクチン接種はできないので、あらかじめ約1か月避妊した後に接種し、その後2か月は妊娠を避ける必要があります。
ウ)麻しん風しん混合ワクチンまたは風しんワクチンの接種歴が2回以上ある者
エ)平成25年度以降に実施された風しんワクチン接種費用助成事業により、麻しん風しん混合ワクチンまたは風しんワクチンを接種した者
オ)風しんにかかったことがある者
カ)1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日生まれの男性のうち、風しん抗体価がHI法で8倍以下(EIA法6.0未満など)の方 ※「風しんの第5期の定期接種」の制度で、助成申請の必要なく無料で予防接種を受けることができるため。
カ以外の助成対象外の方で予防接種を受けたい場合は、全額実費であれば受けることができます。※妊娠中および妊娠の可能性のある女性を除く
その場合、治療ではなく予防のための費用なので、確定申告の際の医療費控除の対象にはなりません。
対象ワクチン
対象ワクチンは、風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)で、助成はいずれかのワクチンにつき1回限り受けられます。※麻しん流行性耳下腺炎風しんワクチン(MMRワクチン)は助成対象外
MRは、Measles(麻疹)とRubella(風疹)の頭文字。
“はしか”とも呼ばれる麻疹(ましん)も、風疹と同じく感染力が強く、さらには空気感染もするので、手洗い・マスクのみでは予防できない感染症です。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。
【引用: 厚生労働省サイト(麻しんについて)】
ちなみに英語圏では、風疹はGerman measles(ドイツはしか)と呼ばれたりもします。
風疹の抗体価が低い場合は麻疹の抗体価も低い傾向があることから、大阪市ではMRワクチンの接種がすすめられています。
私自身も、麻疹の抗体値もHI法8倍以下と低い検査結果でした。
過去に麻疹にかかっていたり、抗体を有していても接種可能な予防接種です。
ただし、麻しん含有ワクチンは、ニワトリの胚細胞を用いて製造されています。
卵そのものを使っていないため卵アレルギーによるアレルギー反応の心配はほとんどないとされていますが、重度のアレルギー(アナフィラキシー反応の既往のある人など)のある方は、ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応が生ずる可能性もあるため、小さなクリニックなど一部医療機関では接種対応してくれない場合もあります。
医療機関側が確認してくれるはずですが、心当たりのある方は、ご自身で医療機関に相談するようにしてください。
接種期間
2019年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の接種が対象。
申請受付は、2020年3月31日(火)まで。※要必着
風しんの抗体検査および予防接種に関する制度は年度ごとに見直さられるので、2020年4月1日以降に抗体検査および予防接種を受けられる方は、その時点での制度を必ず確認してください。
※年度が変わりたての4〜5月はサイト内の情報が更新されていなかったり、情報更新のために関連ページ自体が削除される場合があるので要注意。
助成内容
対象ワクチンごとに、助成限度額と対象者が医療機関で実際に支払った額を比較し、低い方の金額が全額助成されます。※医療機関への交通費や助成申請手続きにかかった費用は、助成対象外。
★麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の助成限度額=10,011円
★風しんワクチンの助成限度額=6,317円
ただし一定以上の所得のある方は、支払った額から2,000円を差し引いた額が助成されます(つまり、自己負担額は2,000円)。
一定以上の所得とは…
扶養人員0人の場合:所得制限限度額 622万円/収入額(目安額)833万3000円
扶養人員1人の場合:所得制限限度額 660万円/収入額(目安額)875万6000円
扶養人員2人の場合:所得制限限度額 698万円/収入額(目安額)917万8000円
扶養人員3人の場合:所得制限限度額 736万円/収入額(目安額)960万円
扶養人員4人以上の場合:扶養人員3人の場合の所得制限限度額に、1人につき38万円を加算した額
※所得税法に規定される老人控除対象配偶者または老人扶養親族がいる場合の限度額は、上記金額に当該老人控除対象配偶者または老人扶養親族1人につき6万円を加算した額となります。
所得額の計算方法など詳しくは、大阪市サイト:風しんワクチンの接種費用助成のお知らせをご確認ください。
助成申請方法
まずは、風しんの予防接種を実施している医療機関で、実費にて風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種します(健康保険は適用されません)。
医療機関によって、ワクチンの在庫がない場合もあるので、事前に確認・予約しましょう。
麻疹の抗体をすでに十分有していても、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)は接種しても問題ないこともあってか、風しん単体のワクチンの方が在庫が少ないことが多いようです。
予防接種を受ける際は会計時に必ず、支払金額・接種日・接種ワクチン・接種医療機関がわかる領収書または予防接種済証等を発行してもらいしょう。
予防接種の費用は医療機関によって異なりますが、私が利用したクリニックでは、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種で8000円でした。
生活保護受給者や市民税非課税世帯の方で、接種費用の一時立替が困難な場合は、事前に申請することにより接種券を発行してもらうこともできます。
詳しくは、大阪市サイト:風しんワクチンの接種費用助成のお知らせをご確認ください。
予防接種後、2か月は避妊する必要がありますが、日本赤十字社によると、献血も接種後4週間は控える必要があるので要注意です。
予防接種を受け、医療機関で上記の領収書を発行してもらったら、必要書類を揃えて助成の申請を行います。
●大阪市風しんワクチン接種費用助成申請必須書類
1. 大阪市風しんワクチン接種費用助成申請書・口座振替申出書(原本)※大阪市サイト:風しんワクチンの接種費用助成のお知らせにてPDFをダウンロードできるほか、最寄りの保健所窓口でも入手可。直筆でない場合は、申請者氏名欄の横にある押印欄に押印が必要。
2. 風しんの抗体を保有していないことが確認できる書類(写し)※妊娠初期検査等の記録に風しん抗体検査結果が含まれている場合のみ、母子手帳の写しでも可。受検者氏名・検査医療機関名等・検査日の記載がない場合は、余白部分に補記すること。
3. 健康保険証など大阪市民であることが確認できる公的な書類(写し)※住所・年齢・氏名を確認できる欄すべて。個人番号通知カード、マイナンバーカード不可。
4. 医療機関で支払った金額・接種日・接種ワクチン・接種医療機関名がわかる書類(原本)※ワクチン接種費用以外の医療費を含む場合のみ、写しでも可。明細書のみ不可。
5. 振込先金融機関口座確認書類(写し)※口座名義・金融機関名・支店名または支店番号・口座番号が確認できる、通帳またはキャッシュカード。
また、接種者(申請者)本人および生計を共にする方の中で最も収入が高い方の住所が、接種日に対応する1月1日時点の住所が大阪市外の場合、前居住地市町村長が発行する課税(所得)証明書など所得状況を確認できる証明書類の原本がそれぞれ必須です。※2019年4月1日〜2019年6月30日に接種した場合、2018年1月1日時点の住所が大阪市外なら2018年度の書類。2019年7月1日〜2020年3月31日に接種した場合、2019年1月1日時点の住所が大阪市外なら2019年度の書類。
転入者でなくとも、各種課税通知書(写し)があると手続きがスムーズになるため、参考書類として添付することが推奨されています。※持っていない場合は不要。
申請者と同一世帯のすべての方(16歳未満の方を除く)が接種日に対応する年の1月1日時点に住所地が海外である場合は、所得状況を確認できる証明書類の原本は不要な代わり、本人確認(氏名・生年月日・住所)および入国日又は上陸年月日が確認できるパスポートまたは在留カードの写しが必要です。
上記の必要書類を、大阪市保健所感染症対策課(〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1-2-7-1000)に郵送等で申請するほか、お住まいの区の保健所窓口でも申請できます。
お住まいの区の保健所で申請する場合、写しが必要な申請書類をあらかじめコピー(1枚の用紙にまとめてコピー可)して必須書類を揃えたうえで窓口へ行き、窓口で大阪市風しんワクチン接種費用助成申請書・口座振替申出書を記入して申請するとスムーズです。
ちなみに私の場合、6月中旬に予防接種を受け、保健所窓口にて助成を申請。
窓口では、償還の振込まで2〜3か月かかると言われましたが、各種課税額通知書(写し)なしの申請で翌7月末日に、予防接種の際に支払った8000円全額が指定口座に振り込まれました。
以上が、大阪市での風しん抗体検査および風しんワクチン接種費用助成申請の流れです。
定期接種の対象者であったり助成制度の対象者であれば、大人でも無料で検査や予防接種が受けられます。
感染の流行を防ぐためだけでなく将来のお子さんたちに障害を負わせないためにも、できれば検査だけでも多くの方に受けてもらえたらなと思います。
《大阪市での風しんに関する問い合わせ先》
お住まいの区の保健所担当窓口
または
大阪市保健所感染症対策課 感染症グループ(〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1-2-7-1000 TEL: 06-6647-0656 / FAX: 06-6647-1029)
※大阪市外の方は、お住まいの各自治体にご確認ください。