チボリ公園(デンマーク)2015

 

訪れた日:2015年8月27日(木)

チボリ公園(Tivoli)は、デンマークの首都コペンハーゲンにある世界で3番目に歴史の長いテーマパーク遊園地

例年、4月〜9月(2020年はコロナウィルス流行による措置のためか、6月8日〜10月4日)の春夏、ハロウィーンシーズン、クリスマスシーズンのみのオープンなので要注意。

フィンランドのムーミンワールドもそうでしたが、北欧のテーマパークは暖かいシーズン限定なんですねぇ…。冬は大変やもんなぁ…。

【チボリのメインゲート】

19世紀半ばの1843年に、当時のデンマーク国王・クリスチャン8世の臣下だったゲオ・カールステンセン(Georg Carstensen)が、国王から約6ヘクタールの土地を借り受けて創設したチボリ。

海外の公園や庭園を訪れた際、階級に関係なく誰でも楽しめる娯楽施設を作ろう!と思いついたカールステンセンさんは、階級社会バリバリで反発も多い中、「娯楽を提供すれば、国民の関心が政治から離せる」と国王を説得したんだとか。策士。

【パーク内にあるGeorg Carstensen像】

ちなみに『Tivoli』という名前は、ローマ帝国時代から16世紀に至る貴族たちの別荘のあったイタリアのローマ郊外のTivoli(ティヴォリ)からつけられたそうで、カールステンセンさんにとってチボリを作る決定打となった場所だったんでしょうか。

ちなみに、英語表記はTivoli Gardensとなります。

【google map】

チボリはコペンハーゲン中央駅に隣接しているので、デンマーク国内はおろか隣国スウェーデンからのアクセスも抜群。

スウェーデンのストックホルム中央駅からコペンハーゲン中央駅に到着したのは午後6時頃。

一旦、宿泊先である駅近ホステルのurban HOUSEにチェックインして荷物を置いてきて。

アトラクションには乗らず、散歩とディナー目的でチボリを訪れることにしました。

チボリは、伝統的なデンマーク料理から外国料理、ファストフード、スイーツ、カフェなどが集まった、コペンハーゲン最大のダイニングスポットでもあるんだとか。

コペンハーゲン中央駅からは、駅舎のエントランスを出てすぐの横断歩道を渡れば、チボリにある2つの入場ゲートのうち、メインゲートじゃない方(メインゲートは、このまま道沿いに進み曲がったところにあります)の入場ゲートがあります。

こちらのゲートの並びには、なんと!

タカキベーカリーなどに代表される日本の有名なパン屋さんグループ・ANDERSEN(アンデルセン)のコペンハーゲン店がありました!逆輸出!

残念ながら、2020年現在こちらの店舗は閉店してなくなっています…。

…が!2017年にコペンハーゲン市内の住宅街に移転オープンした、イスランズブリュッゲ店が営業中だそう。

ANDERSEN BAKERY

Location:Thorshavnsgade 26, 2300 København S

【google map】
ANDERSEN BAKERY EUROPE A/S公式サイト(デンマーク語)

 

では、入場券をいざ購入。

対面チケットブースの他、クレジット決済できる券売機もあり。

2015年時、営業時間は日〜木:11:00ー23:00/金・土:11:00ー24:00、入園料は大人(8歳以上):99DKK(税込)/7歳以下:無料でした。※金曜開催のナイトライブ用チケットは139DKK(税込)

アトラクションは1枚25DKKのチケット制ですが、209DKK(税込)の複数乗れるマルチライドチケット(1歳以上)や、14歳以上の大人と1〜7歳用の子供が一緒に乗る用ペアチケットのマルチライドコンパニオンチケットが418DKK(税込)が用意されていました。

年間パス(8歳以上用)のTivoli Passもあり、そちらは290DKK(税込)〜でした。

2020年は、営業時間は日〜木も金・土も11:00ー22:00となり、入園料は大人(8歳以上):平日135DKK(税込)・土日145DKK(税込)/3〜7歳:60DKK(税込)と値上がりしています。※2歳以下は無料

アトラクションのマルチライドチケットは乗り放題のアンリミテッドチケット各種へと変更されており、価格は245DKK(税込)〜。

年間パスのTivoli Passも、初年399DKK(税込)〜と値上がりしています。

その他、オンラインで日付指定購入できる入園料とアトラクション料金各種がセットになったパッケージディールや団体料金各種も用意されています。

営業時間やチケット料金は、事前に要確認です。

チボリ公式サイト料金ページ(英語)

アトラクション用のチケットやマルチライドチケットは、園内のいたるところで購入できました。※こちらもクレジットカード利用可

入ってすぐ右手のSMØGEN(The Alley)から、反時計回りに進むことにします。

左に見切れているのはポップコーン屋さん。

いろんなフレーバーのポップコーンが売られています。可愛い。

SMØGEN(The Alley)は、ファンタジーとデンマークを掛け合わせた路地裏の商店街。

お菓子屋さんやお土産屋さんが立ち並ぶほか、ゲームコーナーもたくさん。

…ファンタジー要素?笑

なぜこの体勢の馬…しかもいっぱい…。

とはいえ、おしゃれで可愛いエリアです。

SMØGEN(The Alley)を抜ければ、遊園地感!

GALEJEN(The Galley Ships)は海賊船に見立てた、ちびっこ向けライドアトラクション。

捕まらないように逃げてる設定なので、スピードが速いらしい。

GALEJEN(The Galley Ships)の先には、オープンカフェのVaffelbageriet。

自家製アイスクリームやワッフルなどが楽しめます。

Vaffelbagerietの向かいに広がるのは、お庭風の広場…

ではなく。笑

水色の小屋(フローズンドリンク屋さん)の左手にあるのは、チボリのシンボルの一つであるHIMMELSKIBET(The Star Flyer)。

遊園地にはよくある空中ブランコのライドですが、高さがいかつい。

一番上まで上がった時の高さは80mで、回転系アトラクションの高さでは北欧一だそう。

もはや絶叫マシン。

てっぺんにある天体モチーフが見切れている…。

さらに、私の写真下手シリーズ。笑

わし座の学名(鷲のラテン語)であるAQUILAは、その名のとおり巨大鷲にぶん回される絶叫マシン。

さらに、8m超の小さめフリーホールのSTJERNETÅRNET(The Star Tower)など、天体モチーフが多くて、ちょっとディズニーのトゥモローランドみたいなこのエリアは2013年に拡張されたスペースで、16世紀後半のデンマーク出身天文学者・ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)にあやかっているそう。

お手軽変身写真館(2020年現在はゲームアトラクションになっているみたいです)、

ゲームセンターと並び、

自分で運転してぶつかり合う系ライドのRADIOBILERNE(The Bumper Cars)。

その向かいに突如現れる…

巨大ダコ、Nautilus。なぜ。

ノーチラスといえばオウムガイですが、これは完全にタコの怪物。

悪そうな魚を従えてるあたり、ウツボの手下がいるアースラ(ディズニー版リトル・マーメイドの悪役)っぽい。

タコの足で高さを上下させられる悪そうな魚に乗る、ディズニーランドのダンボみたいなライドです。

ちなみにNautilus、退治されてしまったのかモチーフが宇宙船に変更され、2017年にASTRONOMEN(The Astronomer)へとリニューアルしています。

うん、その方がいいよ…。笑

アイスクリーム&キャンディショップや、

ジュースバーのJOE & THE JUICE、写真はないですがイギリス滞在経験者にはおなじみの日本風ヌードル店wagamamaが入ったアーケードを抜け。

DEN FLYVENDE KUFFERT(The Flying Trunk)は、ディズニー映画化された『人魚姫』『雪の女王』などたくさんの作品を遺したデンマーク出身作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)の童話『空飛ぶトランク』がそのままアトラクション名になっているライド。

空飛ぶトランクに乗って、あらゆるお伽話(ほぼアンデルセン童話!)の32シーンを旅します。

アンデルセンさんがチボリに足繁く通い、創作の構想を練ったりしていたというのは有名な話。

自分の作品たちが大好きな場所でアトラクションになっているのは嬉しいだろうなあ…。

営業はしていなかったですが、DEN FLYVENDE KUFFERT(The Flying Trunk)の向かいにあるトラックはポップコーン屋さん。かわいい。

ちびっこがヴィンテージカーを運転できるVETERANBILERNE(The Vintage Cars)のそばにあるのが良き。

DEN FLYVENDE KUFFERT(The Flying Trunk)の隣には、アジアンなエリアの入り口が。

中国っぽい提灯がいい感じですが…

それより気になってしまうのは、パーク一の絶叫マシンと言われるジェットコースターDÆMONEN(The Demon)との距離。

いや、近い近い。下通るほうが怖い怖い。笑

このエリアに一つ、パーク出口があります。

出口専用なので要注意。

ウマや馬車はもちろん、大きいキリンやゾウ、小さいイヌなどいろんな動物がいて、何歳でも楽しめるメリーゴーラウンドDYREKARRUSELLEN(The Classic Carousel)に癒されていたら。

また来たよ、いかつめ絶叫マシン…。笑

こちらもチボリのシンボルの一つ、VERTIGO。

搭乗した小型飛行機がぶん回されます。しかもかなりの高さ。

AQUILAのいかつい版。

VERTIGOとは高い所から下を見た時などに起こる“めまい”を意味する英単語。

そのまんまやん…。

これも、下を通る瞬間が怖い。近い。

保護ネットちょっと破れてる怖い。

隣に並ぶがっつりフリーホールライドDET GYLDNE TÅRN(The Golden Tower)と合わせて、迫力がすごい。

ちなみに、DET GYLDNE TÅRN(The Golden Tower)の最高到達地点は63m。

この辺りはちょっとアラビアンな感じ。

ちなみに、これもまあまあな絶叫マシンでした。

MONSUNEN(The Monsoon)。

その名の通り、モンスーンに吹き上げられて揺さぶられるのをイメージしたライド。

最高12mの高さまで上がります。

このエリアから階段で下ったところにある、噴水のある池。

夜になるとイルミネーションが綺麗らしい。

別角度からは、奥にコペンハーゲン市庁舎の時計台が見えるのがいい感じ。

この反対側にはアトラクション、DRAGEBÅDENE(The Dragon Boats)があります。

小さなボートを運転して遊べます。

写真下手アゲインなんですが、奥にある中国の塔っぽい建物は、実は日本の塔(五重の塔?)をイメージしているそうで、実は日本食レストラン。

なので、池のそばには日本庭園もあります。嬉しい。

庭園で休んでる鴨さん可愛い。

パークの中心エリアへ出てきました。

右端に写っている黄色いトロリーはLINIE 8(The Trolley Car)。

ちゃんと写っていませんが、トロリーの後ろの建物が水族館TIVOLIS AKVARIUM(The Tivoli Aquarium)。

LINIE 8(The Trolley Car)に乗れば、お花が溢れたこのエリアの庭園をまったり巡れます。

ここにもカールステンセンさん。立ち姿。

後ろにあるのはKONCERTSALEN(The Concert Hall)。

写真下手リターンズ、BALLONGYNGEN(The Ferries Wheel)。

密室ゴンドラじゃない、開放的なタイプの観覧車です。

そんなに高くないですが、開放的なタイプの観覧車にしては高い気がする…。

そびえ立つ岩山は、ジェットコースターRUTSCHEBANEN(The Roller Coster)。

山の見た目に、アナハイムのディズニーランドにあるマッターホルンボブスレーをちょっと思い出しました。

【Disneyland(アナハイム)のMatterhorn Bobsleds(2007年10月27日撮影)】

でも、ライド自体はビッグサンダーマウンテンのほうが近い?

【Disneyland(アナハイム)のBig Thunder Mountain Railroad(2007年10月27日撮影)】

リニュアールされていますが、オリジナル版は1914年にオープン。

世界で最も古い木製コースターで、チボリで最も人気のアトラクションです。

世界に7つしかない制御手が同乗するタイプのコースターのうちの1つ。

ちなみに、この岩山の裏がSMØGEN(The Alley)となっています。

ロックコンサートなどが開かれる、PLÆNEN(The Open Air Stage)。

芝生がフェスっぽくていい感じ。

中東っぽい綺麗な宮殿は、NIMB。

市が区画整理を行なったことで、チボリは1909年に新しくオリエンタルな宮殿をモチーフにした施設をパーク内オープンします。

その際、メインレストランの経営を任されたのが、元々チボリ内でレストランを経営していたNimbさん。

レストランは大盛況、宮殿自体がNIMBと名付けられました。

現在の姿は、大規模改装を経て2008年にリニューアルオープンしたもの。

パーク内に泊まれちゃう高級ホテル、レストラン、バーなどで構成される施設です。

中国っぽい雰囲気のステージは、NUVÆRENDE PANTOMIMETEATER(The Peacock Theatre)。

パントマイムのシアターです。

1874年に建てられたこのステージはチボリ内で最も古い建設物なため、法律で保護されているそう。

ピーコックシアターの名のとおり、孔雀さんもお散歩してます。

NUVÆRENDE PANTOMIMETEATER(The Peacock Theatre)前の通りを抜ければ、パークのメインゲート。

オープン当初は、両側に入場券売り場があるだけの木製ゲートだったメインゲート。

1890年に現在の姿になりました。

メインゲートまで来たので、ほぼ一周ぐるっとまわれた…と思いきや。

メインゲート背に、左奥へ進んだエリアを逃してました。

ここは、Petzi(ペッツィ)の名でも知られる、デンマークの人気キャラクターRASMUS KLUMP(ラスムス・クルンプ)をフィーチャーしたお子様向けエリア。

私は遭遇できませんでしたが、クルンプのグリーティングもあるそう。

『RASMUS KLUMP BYGGER SKIB(ラスムス・クルンプ 船を作る)』に由来してか、港町のような雰囲気。

世界初のラスムス・クルンプのライドFYRTÅRNET(The Lighthouse)は、灯台のまわりを生き物に乗って回るライド。

…クルンプおらんけど。

自由に遊べるプレイグラウンドと、クジラ…

は、お口の中がRASMUS KLUMPS PANDEKAGEHUS、ラスムス・クルンプのパンケーキハウスでした。クジラの歯が気になる。笑

オーガニックの材料で作られ、旅好きのクルンプが外国で見つけてきたいろいろなフレーバーで楽しめる、こだわりのパンケーキ屋さんです。

クルンプの洋服と同じく赤地に白水玉柄が施されてるのが可愛い。

クルンプのお家もあります。

たぶん、ここでクルンプのショー的なのがあるんでしょうね。

楽器で自由に遊べます。

美人さん2人が楽しく遊んでました。良き。

水鳥とも戯れられます。

ここの池にある海賊船はファミリー向けレストランなんですが…

吊るされてるサメのやられ具合がリアル!しかもよく見ると2匹!

 

…気を取り直して。笑

時刻は午後8時過ぎ。

日の長い北欧の夏ですが、日も暮れて来ました。

パーク内をたくさん歩いて、お腹ぺこぺこ。

アトラクションは乗らずに我慢した分、ディナーはお高めレストランへ!

2020年現在は閉業してしまって別のお店になっているようですが、PLÆNEN(The Open Air Stage)の真裏にあったKÄHLER I TIVOLIは、デンマークを代表する陶磁器ブランドKÄHLER(ケーラー)のレストラン。

リーフレットには、デンマーク料理・ノルウェー料理と記載がありました。

伝統的なデンマーク料理は、この向かいにあるチボリ最古のレストランとして人気のGRØFTENでもお高くなくいただけます。※GRØFTENは2020年現在も営業中

店内では、KÄHLERの商品も販売されていました。

カラフルで丸い電飾が可愛い。

飲み物は白ワインのグラス、お料理は店員さんに「デンマークならではの料理が食べたいんです!」と伝えてオススメを教えてもらいました。

なのに、控えるのを忘れていて料理名がわからないという…。

どれも、伝統的なデンマーク料理というよりは創作料理という感じでした。

一品目、サーモンのイクラがけ!笑

スモーブロー(Smørrebrød)っぽいけど、どうだったかな…。

スモーブロー(Smørrebrød)とは、主にライ麦パンを使ったデンマーク名物のオープンサンドのことです。

二品目は、放し飼い豚の挽肉料理。

一緒にベリー類を食べるのが不思議な感じ。

デンマーク料理のフレッカデーラ(Frikadeller)にあたるんですかね?

デンマークでは、お肉といえば豚肉らしいです。

メイン料理、茹でたカレイとスープの料理。

デンマークの定番料理に、茹でたタラにホワイトソースを添えたコッグトースク(Kogt Torsk)なるものがあるそうですが、近しいものを感じます。

私にとってはどれも好みの味で美味しかったですが、味付けは基本薄め。

肉類・魚介類などメインとなる食材に関しては、あまり香辛料などは使用しないのがデンマークスタイルらしいです。

お会計は、合計445DKK(税込)。

伝票にサービス料の記載がなかったので、10%ほどチップを上乗せしてお支払い。

クレジットカード払いの場合は、マシンにチップ入力の画面が出てきます。

ユーロ払いもOKでした。

ディナーを食べていたら、外が暗くなってきました。

店内の照明が窓ガラスに反射して、NIMBがファンタジックな感じに映えていました。

外に出れば、チボリはすっかり夜の装い。

BALLONGYNGEN(The Ferries Wheel)が星型に光ってて可愛い。

KONCERTSALEN(The Concert Hall)と噴水のライトアップもとても綺麗でした。

通り道の上もライトアップ。

「ミニミニルミナリエ…」と思ってしまう関西人の性。笑

明るい時間帯の、オモチャ箱をひっくり返したみたいに賑やかなチボリも楽しくて可愛いですが、キラキラでロマンティックな夜のチボリも一見の価値ありです。

夜だけの入園かつアトラクションには乗らずでしたが、十分楽しかったです。

紹介できていないアトラクションやお店もまだまだたくさんありますし、また2020年現在では変わってしまった場所や新しくできた場所もあり、何度でも遊びに行きたい素敵なテーマパークでした。

 

かつて、このチボリをモデルにしたテーマパーク・倉敷チボリ公園というテーマパークが日本の岡山県にもありまして。

小学生の頃に訪れた記憶では、広大な土地にアトラクション少なめの長閑な公園というイメージで、本家もきっとそんな感じなんだろうな〜と思っていたのですが。

実際に行ってみた印象は、敷地内にアトラクションがぎゅうぎゅうなゴリゴリの遊園地でした。笑

エリアによってテーマが分かれている点や、ところどころの雰囲気が、倉敷チボリ公園というよりはアナハイムのディズニーランド感あるよな〜と思っていたのですが。

【Disneyland(アナハイム)のMain Street, U.S.A.から見たSleeping Beauty Castle(2007年10月27日撮影)】

それもそのはず、世界最初のディズニーパークであるカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドの建設計画中、ディズニー社およびディズニーリゾートの創設者であるウォルト・ディズニー(Walt Disney)も、ディズニーランド計画の参考にするために何度もチボリを訪れていたんだそう。

ウォルトはディズニーランドについて、『Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world.(ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける。)』という言葉を遺しており、だからこそ今も様々なリニューアルなどで世界中のゲストを楽しませ続けているわけですが。

その参考にされたチボリも、様々なリニューアルや新しいシステム導入など、オープン当初から180年近く経つ現在に至るまで変化を続けています。

そのイズムにもまたシンパシーを感じ、ディズニーファンとしても訪れてよかったと思える場所。

チボリは、たくさんのアトラクションとたくさんの庭園とたくさんのグルメで、ちびっこからお年寄りまで好きに楽しめる、とっても素敵なテーマパークでした。

Tivoli(Tivoli Gardens)

Location:Vesterbrogade 3, 1630 København V

HP:tivoli.dk/en(英語)

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