トロントを歩いていると、よ…
トロントの主要クリスマスイベントは11月!3大イベント紹介
※2014年・2018年の現地情報に、2019年・2020年のオンライン情報を加えた記事です。
ハロウィーンが終わると、一気にクリスマス仕様になるトロント。
イートンセンターの巨大ツリーは見ものです。
2018年に、Googleがツリーの前でGoogle Home Mini(現Google Nest Mini)が当たるイベントを開催していた時は、すごい列でした。笑
↓イートンセンターについて↓
そんなトロントのクリスマス、外せない3大イベントをご紹介します!
The Santa Claus Parade(サンタクロースパレード)
トロントにホリデーシーズンの到来を告げる、サンタクロースパレード。
1905年から続く歴史あるパレードで、毎年11月の第3日曜のお昼に開催されます。
たくさんの企業が協賛してフロートを出したり、学校や団体がボランティア参加して行われています。
トロントのメインストリートをパレードし、ゴールはトロントの台所・セントローレンスマーケット(St. Lawrence Market)。
2018年は、アネックス(Annex)と呼ばれる地下鉄バサースト(Bathurst)駅近くのエリアで観賞しました。
カナダの郵便局・Canada Postのトラック、街ではおなじみのポストの着ぐるみとともに。
騎馬警官(本物)の隊列。
ピエロさんたちがお馬さんたちのトイレ処理を担当してくれてました。
トロント警察の輸送車。
アメリカの消防マスコットとして有名なスパーキー(Sparky)、カナダでも働いているらしい。
トロントの報道テレビ局CP24の報道車。
普段はなかなか見られない、お仕事カーが見られるのも楽しいです。
BGMに流れるクリスマスソングは、パレード内に等間隔に配置された公共団体や学校などのブラスバンドによる生演奏。豪華です。
チアリーディングクラブなども参加。可愛い。
目玉は、協賛企業によるテーマパークのパレード顔負けのフロート。
ご存知マクドナルド。
ドナルドがセグウェイで何やらMCしてました。ちょっと怖い。
トイザらスは、nick jr. POWER SQUAD推し。
ゲームソフトショップのEB GAMESは、nintendo switch用ソフトのポケモンLet’s Goピカチュウ&Let’s Goイーブイ推し。
他にも、映画『BUMBLE BEE』のフロートも。
クリスマス商戦の広告でもあるので、各社気合いが入ってます。
銀行CIBCのフロートでは、ジンジャーブレッドマンが空港のカートを押してます。
そういえば、トロント・ピアソン国際空港(Toronto Pearson International Airport)のカートってCIBCの広告が入ってましたね〜。
ティムホートンズ(Tim Hortons)のフロートでは、一口ドーナツのティムビッツたちがホッケーやらサッカーやらプレイ中。
スーパーでよく見かけるピーナッツバターPLANTERS。
あのマスコット、MR. PEANUTっていう名前らしい。
おもちゃも売ってる本屋さんチェーンのIndigo。
ピザチェーンのpizza pizzaも。
トロントが本拠地のプロスポーツチームによる合同フロート。
カナディアンフットボールのトロント・アルゴノーツ(Argonauts)、アイスホッケーのトロント・メープルリーフス(Maple Leafs)、サッカーのトロントFC、バスケットボールのトロント・ラプターズ(Raptors)です。
ラプターズのマスコット・ラプターくんと、
メープルリーフスのマスコット・カールトンくんも、それぞれのチームのスポンサーのフロートにいました。
フロートを引いていた車は、すべてフォルクスワーゲン(Volkswagen)でした。
各車にトロントやトロント周辺にある支店名が貼ってあって、宣伝もバッチリ。笑
フロートに乗ったり、一緒に歩いているパレードのパフォーマーは、各企業や学校などが募ったボランティアの方がほとんど。
留学生の方は、通っている大学・カレッジや語学学校などの生徒として、パーフォーマーになるチャンスがあるかもしれません。
さて、大トリはやっぱりこの人!
サンタクロース!!!
パレード終盤になると、ちびっこたちの「サンタ!サンタ!」というサンタコールが始まります。
パレードの最初から最後まで見ると、1時間半ほど。
寒いなか1時間半も外で待っていたのは、結局のところサンタさんに会うためなんですよね。
アネックスはユニバーサルスタジオみたいなテーマパークっぽさがある街並なので、パレードを見るのにぴったりでした!
2018年は、トロントの真ん中を東西にのびるブロアストリート(Bloor street)の西側・ブロアストリートウェスト(Bloor st W)から南北にのびるヤングストリート(Yonge Street)を通るルートだったので、アネックスで観賞できたのですが。
2019年は、ブロアストリートの東側・ブロアストリートイースト(Bloor st E)側のルートだったので、アネックスは通らなかったもよう。残念。
このようにルートは年によって変わったりするので、事前に公式サイトを要チェックです。
⇒The Santa Claus Parade公式サイト(英)
※2020年はコロナウィルス(Covid-19)感染拡大の影響で、12月5日(土)の午後7時より、テレビ放送(CTVとCTV2)での開催となるようです。
Cavalcade of Lights(カヴァルケイド オブ ライツ)
毎年11月の最終土曜日にトロント市庁舎前の広場・ネイサンフィリップススクエア(Nathan Phillips Square)で行われるのが、クリスマスツリーの点灯式であるカヴァルケイドオブライツ!
1967年から開催されているトロントにおけるクリスマスの一大イベントで、入場無料です。
Location:100 Queen St W, Toronto
【google map】
毎年日にちが近づくと、市庁舎前にクリスマスツリーが現れます。
市庁舎前の噴水は、冬の期間はスケートリンクになるのですが。
スケートしながらパーティー!っていうのが、カナダ人っぽさ満開でいいです。
ステージが組まれていて、ライブも行われます。
お隣の旧市庁舎もプロジェクションマッピングされたりして素敵です。
2014年時は、ツリーの点灯と同時に…
市庁舎から花火が!
下から上から大変。笑
花火も綺麗でしたが、何よりツリー点灯の瞬間がとても綺麗だったので、お見逃しなく!
2018年時はツリーの点灯と花火が別々の時間だったので、スケジュールは要確認です。
この点灯式後は、クリスマスツリーはクリスマスシーズン中ずっと点灯しているので、人の少ない別日に改めて訪れるのもアリだと思います◎
※2020年11月1日現在、2020年も11月28日(土)に開催されると発表されていますが、スケジュール等は未発表。コロナウィルス(Covid-19)感染拡大の影響で例年とは違うイベント内容になるなどあるかもしれませんので、City of Torontoのサイトをご確認ください。
※コロナウィルス感染拡大によるトロント市内でのメジャーイベント中止期間が12月31日まで延長されたため、2020年の開催は中止が発表されました。
⇒City of Torontoサイト内Cavalcade of Lightsページ(英)
Toronto Christmas Market(トロントクリスマスマーケット)
ドイツ発祥、今では世界中で開催されるクリスマスマーケット。
クリスマス準備のためのマーケットであること、クリスマス当日にお金のやりとりをすることが好ましくないということから、通常クリスマスイブ前に終了します。
トロントでも、2010年から毎年11月半ばから12月22日頃まで、ディスティラリーディストリクト(Distillery district)にて開催されます。
【google map】
ちなみにディスティラリーディストリクトは、19世紀に栄えたウィスキー醸造所を、商業施設として再開発したエリア。
なので、Distillery district=蒸留醸造所地区と呼ばれているんです。
ディスティラリーヒストリックディストリクト(Distillery historic district)とも呼ばれ、ヴィクトリア時代の赤レンガ造りの建物が残るエリアとしては北米最大級を誇り、1988年にはカナダ国定史跡に指定されました。
古き良きヨーロピアンな雰囲気が、クリスマスマーケットにもピッタリです。
ダウンタウンからのアクセスは、地下鉄キング(King)駅またはセントアンドリュー(St. Andrew)駅近くなどから、キングストリート(King street)を東行きに走る504番ストリートカーに乗車し、パーラメントストリート(Parliament Street)との交差点で下車。
南へ2ブロックほど下ったところですが、クリスマスマーケットの期間は人の流れに付いていけばたどり着けると思います。笑
おしゃれな雑貨店やアパレルショップ、レストラン、アートギャラリーなどがたくさんのショッピング施設であるディスティラリーディストリクトですが、クリスマスマーケットの時期はクリスマス一色!
クリスマスツリーを購入したり、クリスマス準備の買い物客もたくさん。
トロント唯一の日本酒酒蔵・泉酒造がディスティラリーディストリクトにあり、クリスマスマーケット期間中も通常営業されていますが。
泉酒造さんも、店頭でクリスマスグルメを販売されていたり。
この写真ではわかりにくいですが、クリスマスまでのカウントダウンが表示されていたり。
クリスマスオーナメントやスイーツやスナックが購入できる小屋がいっぱいあったり。
価格は全体的にお高めですが、フードコートもあります。
フードコートや小屋など特設のショップでは、2014年時は現金払いができましたが、2018年時はクレジットカードorデビットカード払いのみ対応のお店がほとんどだったので要注意です。
もちろんクリスマスツリーと合唱などが披露されるステージもあります。
観覧車やメリーゴーラウンドなどの遊具も設置されるので、ちびっこも楽しめます。
2014年時は入場無料だったと思うのですが、2018年に訪れた際は、金曜夜〜週末は有料になっていました(平日と金曜午後6時までは入場無料)。
クリスマス直前になるほど、チケット売り場が激混み+入場制限で待ち列アリになるので、週末に訪れたい場合は必ず事前に公式サイトでオンライン購入しておきましょう。
10ドル前後の通常チケットGENERAL ADMISSION PASSのほか、入場制限時でも待たなくていいEXPRESS PASSや特典付きのPREMIUM EXPERIENCE PASSなども用意されています。
※2020年11月1日現在は2020年の開催はまだ発表されておらず、公式サイトも2019年仕様から変更されていません。
2020年は、コロナウィルス感染拡大の影響で、クリスマスマーケットの開催の中止がディストラリーディストリクトの公式サイトで発表されました。
※2020年11月8日現在、クリスマスマーケット公式サイトは2019年仕様から変更されていません。
⇒Toronto Christmas Market公式サイト(英)
ディスティラリーディストリクトにある店舗の情報などは、ディスティラリーディストリクトの公式サイトでご確認ください。
⇒Distillery Historic District公式サイト(英)
ただ、2020年は中止になったクリスマスマーケットの代替企画として、『Winter VILLAGE(ウィンターヴィレッジ)』というフェアを開催するそうです。
例年どおりクリスマスツリーも飾られ、営業時間を延長、入場は通常営業時と同じく無料、11月12日〜3月31日の長期間開催されます。
何かとイベントの多いトロントですが、1月以降は春までほとんどイベントがないので、3月まで開催は嬉しい。
詳細は、ウィンターヴィレッジの特設ページでご確認ください。
⇒Distillery Historic District公式サイト内Winter VILLAGE特設ページ(英)
以上が3大イベントではありますが、アトラクションやスケート、ショー、イルミネーションなどをもっと楽しみたい方には、オーロラウィンターフェスティバル(Aurora Winter Festival)もオススメ。
毎年夏にエキシビジョンプレイス(Exhibition Place)にて大型移動式遊園地と共に開催されているカナダ国立展覧会のCNEことカナディアンナショナルエキシビジョン(Canadian National Exhibition)がオンタリオ湖畔のオンタリオプレイス(Ontario Place)にて開催する、特設テーマパークです。
Ontario Place
Location:955 Lake Shore Blvd W, Toronto
【google map】
2018年に始まったばかりのオーロラウィンターフェスティバル。
入場料は20ドルほど、11月下旬〜1月5日頃まで開催されます。
せっかく2018年のクリスマスシーズンにトロントにいたのに、体調の関係で行けなかったので、次の機会には必ず遊びに行きたい…!
営業日や営業時間、入場料などの詳細は、公式サイトでご確認ください。
⇒Aurora Winter Festival公式サイト(英)
※2020年11月1日現在、2020年の開催は未発表。公式サイトも停止中です。