ヘルシンキ/Stadion Hostel

Stadion Hostel

※2016年からのオリンピックスタジアム改装に伴い、スタディオン・ホステルも2017年現在閉鎖中。
オリンピックスタジアムは2019年にリニューアルオープン予定。

ヘルシンキ滞在中の宿泊場所に選んだのは、スタディオン・ホステル

非営利ユースホステル協会Hostelling International(HI)公認のユースホステルです。

その名の通り、1952年開催ヘルシンキオリンピックのメインスタジアムだったヘルシンキ・オリンピックスタジアムに併設されたユースホステル。

歴史は古いですが、1993年に改装したこともあり内部はモダンな造りとなっていました。

市街地からは少し離れていて、ヘルシンキ中央駅までは徒歩で30分ほど。

とはいえ、Auroran sairaalaやOlympiastadionなどトラムの停留所が近くに数か所あるので、そこまでアクセスは悪くないです。

 【google map】

ヘルシンキ・ヴァンダー空港からは、フィンエアーシティバスを使うと1本で行けます。

フィンエアーシティバスは、空港とヘルシンキ中心部を約30分で結ぶ空港バス。

上り下りとも約20分おきに運行しています。

停留所が何か所かありますが、どこで降りても料金は一律6.30 €。

車内で運転手さんに支払います(クレジットカード可)。

オンラインで事前購入しておくと一律6.20 €となり、少しお得。

オリンピックスタジアムの駐車場前にあるOoppera(Opera)という停留所で下車します。

Finnair City Bus公式サイト(英語)

こちらがスタジアム正面。

ユースホステルの入り口は、この裏手にありました。

私の地元、大阪市にある長居スタジアム(ヤンマースタジアム)も、実はHI公認ユースホステルである大阪市立長居ユースホステルが併設されています。

そんな親近感もあって、スタディオン・ホステルに決めました。

HI公認のユースホステルは、ドミトリーが基本的に男女別部屋なので安心ですし、その土地の特色を活かしたホステルが多いので、よくお世話になっています。

有料のHI会員になっておくと、会員価格で泊まれたり朝食などのサービスを値引きしてもらえたりします◎

Hostelling International公式サイト(日本語)

また、HI公認のホステルでも、Hotels.comエクスペディアなどの予約サイトから予約できる施設もあるので、そちらから予約すれば、ポイントやスタンプが貯められます。

※予約できてもポイントやスタンプが貯められない施設も稀にあるようなので、予約前にご自身でご確認ください。

ちなみに、スタジアム正面からホステル入り口へ向かうと、左手にサッカースタジアムがあります。

ソネラ・スタジアム(Sonera Stadium/旧名称:フィンエアー・スタジアム)、フィンランド一部リーグ・ヴェイッカウスリーガに所属するプロサッカーチームであるHJKヘルシンキの本拠地です。

中では練習が行われていた様子。

もしトップチームの練習なら、この中に元アルビレックス新潟の田中亜土夢選手(2015年−2017年HJKヘルシンキ所属)がいたかもしれません…!笑

2015/8/20(木)〜2015/8/22(土)、2泊3日利用。

チェックインは午前1時〜午前7時以外はいつでもできますが、午後0時〜午後4時は清掃時間となっているため、宿泊部屋に入れるのは午後4時以降。

…なんですが。

実は私、午後11時過ぎヴァンダー空港到着予定の飛行機だったんです。

フィンエアーシティバスで30分かからないとはいえ、入国審査と預け荷物受け取りにかかる時間を考慮するとギリギリアウトです。←

そもそもギリギリアウトなうえ、飛行機はまさかの1時間遅れ。

空港到着時点で日付が変わっていました…。

空港からの最終バスは午前1時過ぎ。

ラスト1本前のバスになんとか乗れて、バスの車内から半泣きでホステルに電話しました。

乗客が少ないとはいえ車内で電話するのは申し訳なかったですし、そもそも英語で電話するの本当に苦手なんですが、背に腹はかえられませんでした…。

「今日チェックイン予定のNina Fujisawaですが、飛行機が遅れて到着して、今バスで向かっているところです。遅くなってごめんなさい…」と伝えると、スタッフのお姉さんは明るく「It’s OK!! 大丈夫よ〜。待ってるわね〜」。

これはフィンランド滞在中、ことあるごとに思ったことですが、フィンランドの方々って本当に優しくてフレンドリー。

結局、1時過ぎまで待っていてくださって、何とかチェックインできました。感謝。

チェックイン後は24時間自由にホステルへ出入りできます。

チェックアウトは午後0時まで。

チェックインすると、宿泊する部屋番号・ベッド番号・注意事項が書かれた紙とシーツ・タオル類、カードキーを渡してくれます。

スタディオン・ホステルは男女別の大部屋ドミトリーのほか、ツインのプライベートルーム、4〜5人グループ向けのプライベートルームもあります。

HI会員だとHostelling International公式サイトで予約すると安いのですが、現在は会員ではないので、今回はHotels.comで女子ドミトリーの1ベッドを予約しました。

料金は1泊あたり23.85€(税込)で、2泊合計47.70€(税込)。

やはり市街地から少し離れているせいか、ヘルシンキのユースホステルの中でも安いほうでした。

ホステルのロビーはこんな感じ。

奥のカウンターがレセプションです。

こちらは、レセプション側から入り口方面を見た写真。

中二階にある左手の部屋が朝食用の食堂。

朝食時以外もコモンルームとして利用されていてます。

と言うのも、フリーWi-Fiがこの部屋とロビーしか使えず、充電コンセントを使いながらネットに繋げるのはこの部屋だけ…。

それだけが唯一、このホステルで残念だった点。

でも、貧乏旅ではフリーWi-Fiが使えるだけでありがたいです。

食堂のドア横にある貼紙は、朝食の案内。

ビュッフェ式で、1食6.80€。

HI会員は6.30€で食べられます。

朝食の時間は、平日は午前7時30分〜9時30分。

土日は1時間ゆっくりになって、午前10時30分まで大丈夫です。

食堂から少し左に目を向けると、他国の時間が表示された時計が。

世界中から旅行者が集まるユースホステルらしくてオシャレです。

ロビーにはカップタイプのコーヒー自販機もありました。

さすがコーヒー好きの北欧!

レセプション横にも貼紙が。

レセプションで購入できるシャンプーなどのアメニティやお土産などの価格表。

観光に便利なヘルシンキカードの案内。

タクシーの案内も。

食堂の階段上にも宿泊部屋があるそうですが、私が泊まったドミトリーはレセプション右隣のドアを開けた先。

廊下には、数か国バージョンの無料ガイドブックがありました。

日本語版ははありませんでしたが、英語版をいただきました。

巻末にヘルシンキ市内の地図が載っていて、事前に地図もガイドブックも用意していなかったので重宝しました。

テレビのあるコミュニーケーションスペースも越えて、いざ自分の宿泊部屋へ。

他の宿泊客のいないタイミングで慌てて撮影したので、薄暗くてわかりにくいですが…。

2段ベッドが6台置かれた、広々とした12人部屋です。

真ん中にテーブル。

部屋内に無料ロッカーがありますが、鍵はないです。

ユースホステルのロッカーは、このパターンが多いので、マイ南京錠は必須アイテム。

南京錠を持ってない人やスペースが足りない人のために、廊下に鍵付きロッカーもあります。

デポジットとして7€(鍵をなくしたりしなければ返ってくる)、加えて1日につき1€で利用できます。

チェックアウト後もスーツケースなどを預かっていてほしい時は、ラゲッジルームもあります。

こちらは共用の女子シャワールーム。

ヘアドライヤーもあるし、わりと清潔です。

共用キッチンも広々していて整頓されています。

確か、下の写真の左下に少し写っているのが洗濯機か乾燥機だった気が…。

1回の洗濯・乾燥につき2.50€で、レセプションで洗濯用洗剤も1.50€で購入できます。

チェックアウト時は、使ったシーツ・タオル類は自分でまとめてレセプションに返却。

カードキーはこちらのポストに入れればOKです。

ちなみに、カードキーはチェックアウト日の午後0時を過ぎると使えなくなってしまうので要注意です。

info* Stadion Hostel 

住所:Pohjoinen Stadiontie 4 00250 Helsinki Finland

TEL: +358-9-4778480  FAX: +358-9-4778411

公式サイト:Stadionhostel.fi(フィンランド語のみ)

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