イースターとは、復活祭のことで…
VIA Rail Canada/モントリオール→トロント
VIA Rail Canada、VIA鉄道はカナダの国営旅客鉄道企業です。
カナディアンロッキーを堪能しながらカナダ大陸を横断できるカナディアン号(the Canadian)のトロント・バンクーバー間をはじめ、10州あるカナダの州うち8州にまたがった鉄道です。
本社はモントリオールにあります。
せっかく来たのだからカナダの鉄道も乗ってみたい!ということで、モントリオールからトロントへの帰路で利用しました。所要時間は5時間。
こちらはコリドーと呼ばれるケベック・シティとウィンザーを結ぶ路線。
全席指定です。
エコノミークラスと、食事・ワイン付きのビジネスクラスがあります。
手荷物のサイズなども規定されていて、飛行機みたいでした。
料金は、日にちや時間によって変動します。
2015年7月8日(水)18:40モントリオール発/23:33トロント着のエコノミークラス利用で、$51(税込)でした。5000円くらいですね。
行きに利用した高速バスのメガバスは、2人で$62.72(消費税・予約手数料込)で1人あたり3000円程度かつ所要時間も同じくらい…
と考えるとVIA鉄道は割高にも感じますが、渋滞の心配はないし何よりバスより断然快適でした!
所要時間を考えると飛行機が圧倒的に速いですが、往復で1人25000円前後します。
ただ、Expedia(エクスペディア)だとホテルとまとめて予約すると、ホテルがかなり割引になったりするので、候補としてアリです。
チケットは、もちろん駅のチケットオフィスで予約・購入できますが、今回はVIA Canadaの公式サイトで直接購入しました。
チケットの買い方は、VIA Canadaの日本公式ホームページに詳しく説明されているので、英語サイトでも安心して購入できるかと思います。
レシートは自分宛にEメールで送信できますが、チケット自体はPDFをサイト内で保存・プリントアウトします。
グループでチケットを取っても、チケットは1人分ずつで分かれているので要注意です。
また、列車の遅延などをSMSかEメールでお知らせしてくれるサービスも利用できます。
モントリオールのVIA鉄道駅は、モントリオール中央駅(英:Central Station/仏:Gare Centrale)。
VIA鉄道のほか、モントリオール近郊列車AMT(仏:Agence métropolitaine de transport)の発着駅でもあります。
地下鉄のボナヴァンチュール(Bonaventure)駅、マギル(McGill)駅、ビクトリア広場(Square-Victoria-OACI)駅の3駅と地下街で繋がっているほか、ショピングセンターや路面店が立ち並ぶモントリオールのメインストリートであるサン・カトリーヌ通り(Rue Ste.-Catherine)からも近くて、徒歩でのアクセスも良いです。
【google map】
プラットホームは地下にあるので、駅舎に入るとヨーロッパ調の大きなホールのよう。
チケットオフィス、荷物預けカウンター、ビジネスクラス専用ラウンジがあるほか、カフェやフードコート、売店なども並んでいます。
どーんと吊るされている時刻表の電光掲示板が印象的。
右端に“ON TIME”と表示されていれば、予定通りに運行されています。
出発の30分前くらいに、乗り場の専用階段前に並びます。
改札はありませんでした。
駅員さんが列を順番にチェックして、チケットのQRコード読み込んでくれます。
荷物が多すぎたり大きすぎたりして、追加料金を払って荷物を預けるよう言われている人もいたので、チケットを取った際の注意事項はよく読んでおきましょう。
時間になると階段のゲートを開けてくれ、いざプラットホームへ。
年季の入った車輌が出迎えてくれました。
エコノミークラスの車内はこんな感じ。
スーツケースを置く棚も各号車にあります。
電源は、窓側にまとめて2口付いていました。
フリーWiFiが飛んでいるのもありがたいです。
ほぼ時刻通りに、モントリオールを出発。
途中で車掌さんがチケットチェックに来るので、チケットはすぐに出せるようにしておくと良いです。
トロントまでノンストップではないので、数駅止まります。
こちらはケベック州のドルヴァル(Dorval)駅。
モントリオール出発から1時間くらい経って、車内販売のワゴンが来ました。
メニューは、各座席に用意されています。裏はフランス語。
モントリオール中央駅のフードコートで購入して持ち込んだものを食べたあとだったので利用しませんでしたが、ここで、とあることが発覚。
テーブルが見当たらず膝の上に広げて頑張って食べたんですが、車内販売を利用している他のお客さんを見ると…
ココ。座席の間にあるこの肘置き。
これをパカっと開けてテーブルを出していました。
もっと早く知りたかった…。
各座席に案内を貼っておいてください…。笑
車窓には、畑が広がります。
カナダの土地は広大だなぁ…と実感したりして。
だんだん日が落ちてきて、夕焼けが綺麗。
とはいえ、これは夕方ではなく午後8時頃の空。
カナダの夏は、本当に日が長いです。
トロントに着いた午後11時半頃には、さすがに真っ暗でしたが。
のんびりできる列車の旅でした◎
トロントのVIA鉄道駅はユニオン(Union)駅。
地下鉄、近郊列車のGOトレイン、空港シャトルトレインのUPエクスプレス(Union Pearson Express)のそれぞれユニオン駅と直結していて、トロントの玄関駅です。
VIA鉄道を使っては、トロントからナイアガラの滝へも行けます。
…が、ナイアガラフォールズ駅からナイアガラの滝まで少し離れているので、トロントからのナイアガラ観光は、やはりカジノバスが安くて便利だと思います。