DOORS OPEN

DOORS OPENとは、普段一般公開されていない施設や企業、スタジアムや歴史的建造物などを無料見学できるイベントです。

2015年は5月23日と24日の週末に行われました。

公式サイトで参加している施設の情報や地図を見ることができます。

興味のある分野や、建築された時代などから検索することも可。

DOORS OPEN公式サイト

まずは、市庁舎(シティーホール)に設置されたインフォメーションへ。

手前にあるボードはPan Am Gamesのもの。

市庁舎近辺で参加している施設の地図などが貰えます。

市庁舎や旧市庁舎は普段から入れますが、訴えられたりでもしない限り入ることもないであろう(笑)旧市庁舎内の法廷なども公開されていました。

【市庁舎の隣にある旧市庁舎(オールドシティホール)】

まず向かったのが、市庁舎の並びにあるOsgoode Hall

トロントが誇る歴史的建造物のひとつであり、現役の裁判所。

ロースクールの授業で使用されたりもしているそう。

敷地は鉄格子で囲われており、その中には綺麗な芝生のお庭があります。

ウェディングフォトの名所なんですよ〜。

オスグッドホール見どころは、裁判室はもちろんのこと、

この綺麗なステンドグラスたち!

通路や階段、会議室、応接室など至るところに飾られた歴代裁判官さんたちの肖像画を見て回るのも、時代によって雰囲気が違ったりして楽しかったです。

そして!ホグワーツ魔法学校みたいな図書室!

映画のセットみたいですが、蔵書はすべてロースクールの生徒さんたちが実際に調べ物に使っているもの。

パソコンのおかれた机との対比が、リアルとファンタジーの融合みたいでした。笑

DOORS OPEN 2015 Osgoode Hallページ

次に向かったのが、Rogers Studios

トロントのタイムズスクエア?←

ダンダススクエアのすぐ近くにある、City TVOMNI TVの報道局&情報番組スタジオがあるビルです。

人気の建物かつ人数を区切っての入場になるため、長蛇の列ができていました。

30分超並んで、やっと入場。

玄関前には、City TVの報道車がとめてありました。

中では、お天気予報の体験が出来たり。

デスクだらけの中に組まれた報道スタジオがあったり、報道スタジオを開放していても通常業務で働いているスタッフさん達の姿があったり。

たくさんの編集室を通り過ぎてわくわくしたり。

重ねられたpizza pizzaの箱に、北米のテレビ局っぽい!と勝手なイメージを膨らませたり。笑

普段テレビで見ている情報番組のセットに、知ってる!となったり。

セットの裏側に、おお!となったり。

どこの国の放送局も基本は一緒なんだな〜と、懐かしさを感じたりもしました。

DOORS OPEN 2015 Rogers Studiosページ

1日目は時間がなくなってしまい、もうひとつ行きたかった場所は翌日向かうことに。

その行きたかった場所というのがこの、Gladstone Hotelです。

グラッドストーンホテルは、トロントで現在営業されているホテルの中で最も古いホテルです。

2015年で創業125年を迎えました。

2005年からはアートホテルとして運営されています。

1階にはカフェとバー、多目的スペースがあり、中古レコードのフリーマーケットが行われていました。

2階はアートギャラリー。

客室を改装して、アート作品が展示されています。

スーツケースの飾られた階段をのぼると、

そこから上、3階と4階は宿泊フロア。

もちろんアート作品も飾られています。

この日も営業中で実際に宿泊されているお客様がいるため、客室は開放されていませんでした。

が、客室清掃で開いていたドアからちらっと覗けた客室は、スタイリッシュでカラフルなお部屋でした。

お部屋それぞれで違うようで、どんなお部屋があるかは、グラッドストーンホテルのサイトでチェックできます。

Gladstone Hotel公式サイト

グラッドストーンホテルの魅力はもうひとつ。

それは、このレトロなエレベーター!

エレベーターボーイさんが手動で運転してくれます。

トロント最古ながら新旧の融合がスタイリッシュで、見学ではなく実際に宿泊してみたくなる、オシャレなホテルでした。

DOORS OPEN 2015 Gladstone Hotelページ

あまりたくさんの施設は回れませんでしたが、DOORS OPENは、トロントを再発見できる素敵なイベントでした。

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